主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園高等学校全日制3年生パウロ・ネイチャー・プログラム(PNP)

2024年4月23日(火)

開催場所パウロの森(聖パウロ学園高等学校林)


山菜を摘みながらの自然観察、タケノコ掘りとご飯炊きカレー作りとロープワーク


例年7月に実施のプログラムが4月の開催となり、新しい試みとしてこの時期ならではの山菜摘みを兼ねた自然観察と天ぷらを中心にした山菜料理を取り入れた。開会式後各班に分かれてパウロの森に出発、どの生徒も山菜摘みは新体験で、班長の説明に興味を持ち、新鮮な若い芽を食用として摘むことを憶えた。採取したタンポポ、ハルジオン、ユキノシタ、カラスノエンドウ、アオキなど数多くの山野菜はビニールシート上に並べ、天ぷら作りに供した。 

 生徒たちは炊飯に5つの班、カレー作りに4つの班、天ぷら調理に2つの班へと分かれて準備に取りかかった。炊飯班は米研ぎ、計量と浸水の後、竈の火起こし体験をし、飯盒とダッチオーブンで焚き上げていった。カレー班は肉やジャガイモ、玉ねぎ、ニンジンなどを切る作業に取り掛かり、火起こし作業体験後、寸胴に投入していく。天ぷら班は、油、天ぷら粉を用意し、指導者から揚げ方を教わったのち、生徒自身で次々に山菜を揚げていく。揚げた山菜天ぷらは各班テーブルに持っていて試食。「美味い!」「食べてみな!」などの声がそれぞれの班から聞こえ、みんな笑顔だ。山菜班とは別にタケノコ班が朝掘った、取り立てのタケノコの天ぷらも揚がる。程よく炊けた飯盒のご飯にカレーの甘口、中辛の合いがけで全員で「いただきまーす」。ほぼカレーもご飯も完食だった。

振り返りで生徒たちは「山菜採りが面白かった。」「山菜の天ぷらが意外に美味しくびっくりした」「火起こしやカレー作りでみんなと楽しく会話が出来て良かった」など多くの感想を聴くことが出来た。先生達も広報で参加したお母さん達も、山菜の天ぷらが美味しくて満足した様子でとても高評価。来年も行って欲しいとの話が出ていた。それ以上に、学園生活最後となった今回のPNPは生徒達にとっても楽しく思い出深いものとなったと思う。(写真は準備体操のようす)


参加者全日制3年生 80名(男子60名、女子20名)、3年生担当教員と広報担当の父兄

スタッフ PNP担当:飯塚・熊木、幹事:小野 班長:槙田、久保、瀧浪、熊木、星野 、野間、小川、稲葉、室伏 アシスト:林、飯塚、前田、清水、中川