聖パウロ学園・パウロの森くらぶ

7月第1水曜定例活動

2017年7月5(水) 晴れ 場所:パウロの森(聖パウロ学園高校学校林)

超スピード台風3号も当日の未明には太平洋上を通過し、日中は蒸し暑い夏の日になりました。

作業前の全体ミーティングにおいて、安全意識の向上の為に国土緑化推進機構発行の「あんぜん手帳」の一項目ごとに読み合わせをすることになり、今日は「服装」について読みあげました。

全体ミーティングの後、先月仕掛けたハチトラップを回収して、新しいハチトラップを作り、広場周辺の木に吊るした。回収したハチトラップには25匹ものハチが入っており、そのうち3匹が女王ばちクラスの大きなハチでした。またハチトラップの入口が大きかったのか、ノコギリクワガタまでハチトラップに入っていました。今後もハチトラップの観察を続けます。

その後は4班に分かれて整備作業を行いました。
 ① 開発地の道づくり・整備: 開発地を周回する道が出来た。
 ② 広場周辺の整備: 道具小屋脇の残材が整理され綺麗になった。
 ③ 道具小屋の整備: 備品等の収納がすっきりした。
 ④ 案内板の制作: 全7工程のうち2工程が終了した。

蒸し暑い日でしたが、キビタキ・ヒヨドリ・シジュウカラ等の鳴き声に癒され、早くも鳴きだしたセミの声を聴きながら無事作業が終了しました。作業終了後の全体ミーティングで、ヒヤリハット1件(地面の濡れた伐採した枝に乗って滑り転んだ)の報告と、道具の安全な置き方について注意がありました。

パウロの森の中ではオカトラノオが涼しげに風に揺れ、ヤブコウジの花が葉っぱの下で咲き出し、カブトムシも現れました。

 参加者: 23名
 報告者: 入江克昌
 補足写真: 槙田幹夫

ハチトラップ作り:新しい誘引剤を入れました

案内板制作:防水加工の入念な下塗り

残材整理終了:きれいになった道具小屋脇

女王バチ:5cm位ある女王バチ

残材整理:乱雑に積まれた残材を整理中

カブトムシ:クヌギの樹液を賞味中


聖パウロ学園・パウロの森くらぶ

     7月第3土曜日定例活動

場所:パウロの森(聖パウロ学園高校学校林)

2017年7月15日 晴れ

  連日の真夏日となり、熱中症対策が求められる中での作業となりました。当初の予定を変更し、皆の集合前にタデ藍の植え付け作業は実施されることになりました。

  10時に全員集合し、今日の活動内容の説明の後、安全注意、ストレッチ体操を実施して、担当ごとに作業に入りました。

  B班は東尾根の危険木の処理を担当しました。通路上に折れ枝のあるコナラ1本をチェーンソーを使って伐採しました。折れ枝は直径10cmほどもあり、頭上に落下したら大変な事故になる枝でした。危険木の処理は午前中で無事終了し、午後は残材処理を行いました。第二広場に積まれていた薪や道具小屋前に積まれていた竹材など所定の場所に移動しました。

  D班は道具小屋の整備を引き続き行いました。この間勢力的に実施してきた道具小屋整備もあと1日程度で完了するところまで進みました。

  昨年度の活動により、パウロの森全体が活動範囲になったことから、新たな看板作りを行うことが総会で決定しました。この日もパウロの森全体を視野に入れた新たな看板作りが進められました。

  また、24日から26日にかけて行われるPNP活動(*)のための杭作りも行われ、100本近くの杭を作成することが出来ました。

  14時45分から振り返りを行い、ヒヤリハットもなく無事に作業を終了することが出来ました。

PNPとはパウロ・ネイチャー・プログラムの略です。 高校生を対象に「森林環境教育」を実施しています。

 参加者: 13名
 報告者: 林公康

 

パウロの森の案内図を作成中

咲き始めたヤブコウジ