主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)3年

カレー作りと自然観察

2019725日(木)

開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)

聖パウロ学園高等学校の全日制3年生にとっては学園生活最後となるPNPを実施した。930分にパウロの森広場に集合。開講式、安全注意、準備体操の後、生徒達は、8班に分かれて午前中の作業を開始した。指示に従い、8班のうち4班は飯盒とダッチオーブンによるご飯炊きを、残り4班は用意された食材でカレーを作った。火おこしは、この時期、連日の雨模様の天気のため焚きつけ用材や薪の乾燥が十分でなく、最初手間取ったが、互いに工夫し助け合って、調理に十分な火を得ることができた。結果、ご飯もカレーも美味しくできあがり、参加した生徒達はもとより、校長先生始め学園の先生達、私達スタッフもそれに舌鼓を打った。生徒達による協力と共同作業の素晴らしい産物であった。

 

午後は、生徒達の学舎の一部である広大な学校林内を巡り、そこに豊かな自然があり、多様な植物や昆虫などが生育していることを知ってもらう自然観察を行った。1時間30分弱を要して、林内を東尾根、西尾根へと歩き、サンショウとフユザンショウ、ムラサキシキブとコムラサキ、ハナイカダ、トリカブト、モミとカヤ、クヌギとコナラ、アラカシとシラカシ、ヤブコウジ、ツタウルシ、サワラ、スギとヒノキ等々の植物を観察して回った。多くの生徒達は、多様な種類の植物が生育することを再認識し、その大切さを感じとっていた。

その後、パウロの森広場に戻り、振り返りと閉校式を行い、午後3時過ぎに解散した。振り返りの場では、火おこしが大変だったがカレー作りが楽しかった、パウロの森にいろいろな植物が存在することを再認識したなどのコメントが多く出ていた。


【参加者】全日制3年生60名、先生4

【スタッフ】幹事:瀧浪、班長:小勝、前田、望月、廣川、内藤、小川恵、林、飯塚、アシスト:稲葉、猪瀬、入江

【報告者】飯塚義則


開会式

包丁使ったことある?

いただきます!

火おこし

うまく炊けました!

自然観察



PNPとはパウロ・ネイチャー・プログラム(Paulo Nature Program)の略です。高校生を対象に「森林環境教育」を実施しています。