パウロの森くらぶ~2017年5月11日(木)

定例活動

大型連休が終わってから初めての定例作業でした。正に風薫る五月晴れの中、参加者は16名。4班に分かれ開発地の道づくり、東尾根の倒木処理、アスレチック広場の整理、道具小屋の整備に夫々気持ちの良い汗を流しました。

都心は27度を超える夏日だったようですが、パウロの森は湿度も低く作業能率もあがり、昼食時には竈班の豪華メンバーによる具沢山のトン汁をご馳走になりました。

健康であることの有難さや、自然に直接触れれる森林施業をたっぷり味わいながら、耳を澄ませばアオバトやセンダイムシクイ、キビタキの囀り、そして目を凝らせば、キンラン、ギンラン、いつかは見事な花を咲かせるだろうクマガイソウが身近にありました。

是非皆さんもパウロの森を覗きに来て下さい。

 開催場所: パウロの森(聖パウロ学園高校学校林)
 参加者: 16名  報告: 伊藤謙二  写真: 槙田幹夫

倒れた直径40cmコナラ

豪華に咲くキンラン

チェンソーで玉切り

楚々と咲くギンラン


パウロの森くらぶ~2017年5月20日(土)

定例活動

 いつものように高尾駅北口バス停に集合。この日も天気よく、バス停は大混雑だった。8:55発のバスに乗り大久保バス停へ。大久保バス停からパウロまで植物観察しながら歩くのも厳しい季節になってきた。

 

 午前中は、安全注意、準備体操、作業内容の説明後、本日は4班に分かれて作業開始。

1)開発地の道づくり:開発地の中央を貫く山道を整備中だが、約150m中、約100mほど前回の作業で整備を終えた。この日は残り50mの整備作業。

2)アスレチック広場の残材の整理:一昨年切ったニセアカシアの残材が沢沿いに仮積みされているのだが、遊具のそばに雑然と積まれているように見えるので整理する。いつもの危険木処理作業の代わりに、チェーンソーで切断して、きれいに積み直す作業を行った。

3)パウロの広場では、昨年広場の道具小屋を整備した。その延長として、すべての器具・道具を整理しておけるように新たな整備作業を始めた。今回は2名投入して作業を行った。

4) かまど班:今回はかまど班は、温かい汁物は作らず、火をおこし、炭焼き小屋周辺、道具小屋周辺に散らばっている雑材をかまどで焼却する作業を行った。

 

 午後は、基本的に午前中と同じ作業を継続したが、1)班は道具の点検を行った。ノコ、ナタ、剪定ばさみを点検して整備されているか、安全に管理されているかを確認した。この日は、パウロの森くらぶの役員会があるため、13時半に作業は終了し、後片付け、振り返り、ヒヤリハット確認を行い解散した。

 

 危険木の処理も進み、パウロの森にはキンラン、ハンショウヅルなどが出てきました。広場で昼ご飯を食べているとさわやかな風が吹き気持ちがいいです。みなさんも作業に参加しませんか。

 

 

・作業参加者:13名(報告者:稲葉 力)

 

キンラン拡大写真

未開地山道整備前

道具小屋整備状況1

ハンショウヅル

未開地山道整備後

道具小屋整備状況2