主催:聖パウロ学園、サポート:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園通信制デイキャンプ

流しそうめんと流しそうめん台作り・ネイチャーゲーム・夕食の調理

20227月28日(木)

開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)


[概略] 通信制の学年の枠を超えてのキャンプ。キャンプを通じお互いに気配り、協力、責任の大切さを知る。


パウロの森での実施は今年で二回目となるこの日のプログラムは、竹で流しそうめん台を作り流しそうめん楽しむこと、竹で作る竹馬と水鉄砲を使ってネイチャーゲームをすること、最後は夕食を調理、全員で食べることである。楽しみは多いが盛り沢山で、互いに協力してその役割を遂行しなければならない。

 

流しそうめん台は竹を割ってそうめん流しの樋を作り、細い竹3本を使いいくつかの足場を組んで設置する。足場組のロープワークや竹の節抜き等の作業を要し、構造も複雑であるため作業は容易でなかったが、全員協力して完成した流し台に流れるそうめんの味は格別である。生徒達は心ゆくまで堪能していた。

ネイチャーゲームは班毎に東西両尾根を利用、ルート上にいくつかのポイントを設け、樹木の同定をしたり、スタッフに決められた質問をしたり、ゲームをやったりしながら所要事項をクリアーするビンゴゲーム方式。短時間であったが、楽しみつつ全班ともそのミッションを達成した。

 

最後は夕食の調理で、米32合を飯盒炊きして焼きおにぎり、焼そば、バーベキューとシチュー。これも育ち盛りの生徒達にしても量の多いメニューである。竈の火加減も難しい。全ての料理が完成したところで、全員が早めの夕食を和気藹々した雰囲気の中で味わった。野外での調理は楽しくておいしい。

 

瞬く間に時は過ぎ終了のときを迎えた。全員が揃って写真に収まり定刻に解散。振り返ると慌ただしかったが、先生達の心配りや生徒達の楽しそうな、また満足そうな表情が実に印象に残る一日であった。

写真上段:多様で素晴らしい夕飯のメニュー  下段:人々の生活の証 煙立つ竈


参加者:通信制生徒 30人(全学年合同12年生が主体で29名)、教職員6名(竹内、鬼澤、阿部、望月、山本、細谷の各先生)

スタッフ:飯塚(報告・写真)、小野、久保、林、福山、前田、望月