聖パウロ学園・パウロの森くらぶ  6月第1水曜定例活動

2017年6月7(水) 晴れ後曇り                                   場所:パウロの森(聖パウロ学園高校学校林)

 本日から関東地方も梅雨入り、森の緑も日増しに濃さを増しているようです。スズメバチの活動期を迎え、ハチトラップ作りを全員で行う。誘引剤(清酒、酢、砂糖、バナナを配合)を、ペットボトル(誘引口として側面に小穴2カ所開け)に詰め、広場周辺の木に吊るした。今後、トラップの観察を継続する。

 4班に分かれて整備作業を実施する。
①開発地の道づくり・ルート調査では、尾根伝いに滝ノ沢林道まで登る道のルートを確認しました。すでに踏み跡があり、一部急な部分の

 改善が必要とのことです。
②アスレチック広場の残材整理では、乱雑に積まれた伐倒木を切りそろえ、太い幹は縦に並べ、木柵を設置しました。残材を使った木柵

 はセンス良く仕上がっています。
③道具小屋の整備では、道具の収納場所を整備しました。
④看板(森の案内板)の製作では、たたみ一畳を超える(2.3x1.3m)大きさで、順次製作を進め、年末を目処に立派なものが完成予定で

 す。

 終日曇天の中でしたが、キビタキ、シジュウカラ等の鳴き声に励まされ、無事に作業を終了しました。森の中ではサイハイランやイチヤクソウが咲き出し、ギンリョウソウが顔を出しました。

 なお、作業開始前に国土緑化推進機構発行の「みどりのボランティア あんぜん手帳」を参加者に配布し、毎回、活動日の始めに一項目ごとに読み合わせを行うことにしました。初回は、安全担当者が「“はじめに”なぜ事故が起きるのか」を読み上げました。

 参加者: 17名
 報告者: 神林 治
 補足写真: 槙田幹夫、前田満子

ペットボトルでハチトラップ作り

乱雑に積んだ残材を整理

まだ蕾のイチヤクソウ

大きな板に下地塗装を施す

残材の間に生えたサイハイラン

顔をだしたギンリョウソウ


聖パウロ学園・パウロの森くらぶ

第3土曜日定例作業

2017年6月17(土) 場所:聖パウロ学園 学校林

  梅雨の合間の晴天に恵まれ、大久保のバス停からパウロの森に向かう道では、むせかえるようなクリの花の匂いが漂っていました。

  全体ミーティングで、作業確認、体操のあと「安全手帳」の読み合わせを行いました。

  A班は開発地の道作りと全山踏破ルートの下見です。丸太を運び、杭を作り、新たな道を作りました。道作りは出来上がったときの満足感がイイですね。イイ汗かきました。午後は通称「高橋ピーク」と呼ばれるパウロの森の最高地点までのルートに、トラロープを引く作業です。急な斜面や岩場的な所があり、ここに道を作るのは大変な作業だと思われました。高橋ピークから滝ノ沢林道に出るところも急な斜面で、ロープを設置する必要がありそうです。

  B班は第2広場の危険木を午前中に伐倒し、午後は処理をしました。まだ危険な枯れ枝が残っているので、そこを避けて観察ルートを新たに設定しました。

  道具小屋整備班は、ヘルメットの陰干し、道具小屋の整理を実施し、7月から始まる公募イベント、PNP(パウロ・ネイチャー・プログラムの略)、恩方小学校の野外授業に備えました。

  帰り路ぞいのブルーベリー畑では、順調に実をつけています。8月の第1水曜日定例作業後、ブルーベリー摘みを実施する予定です。皆様も、パウロの森の活動に参加してみませんか?

 参加者: 午前16名、午後14名
 報告者: 小勝眞佐枝

クリの花の観察

杭作り

山道作業前

滝ノ沢林道のエビガライチゴ

ヘルメット虫干し

山道作業後