聖パウロ学園高等学校

通信制オリエンテーション2年生

2022年6月3日(金)実施

場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校学校林)


概要:かまどでダッチオーブン料理(パエリア)とスープ、竹のクラフト(ランタン)を作る。パエリア作りのためダッチオーブンは事前に火にかけて温めた。午後は、雷雨予報が出ていたので学園の聖堂で作業をした。


時間になると生徒たちが広場に集まり、開講式をして、クラスを跨いで班に分かれ、調理の説明後、準備を始める。その前に竈を使うため火熾し体験をしてもらう。スムースな火熾しの方法を考え、その体験をしてもらった。材料の準備では、包丁さばきが上手な生徒もいて、玉ねぎを上図にみじん切りしていく。ダッチオーブンで、調理した具と米を炒めて、出汁を入れた水を入れて蓋をして炊き上げる。手が空いた生徒は調理器具等を洗う。先生も生徒と一緒になって楽しそうに作業している姿が印象的だ。

 

パエリアもスープも出来上がり、雷鳴も聞こえるので急遽聖堂へ移動し、協力して出来上がった食事を先生、生徒、スタッフも一緒に頂いた。男子生徒はお代わりをしてさすがに元気だ。

生徒達は、異口同音にパエリアを作るのは初めてで楽しかったと話していた。昼食時には生徒とゆっくり話をすることが出来て楽しかった。

 

午後は竹のランタン作りだ。各自好みのデザインを竹に施し、そこにドリルで明かり取りの穴を開けていく。二人一組になって、竹にドリルで穴を開ける人と押さえている人に分かれて協力しながら和気藹々と楽しそうにやっている姿に頬が緩む。竹に紙やすりを掛けて綺麗にしてそれぞれ個性あふれる素敵なランタンが完成して終了だ。全てが終了し、礼儀正しい生徒たちと愛情あふれた先生達の姿にスタッフも心温まる一日となった。

上段:開会式の様子 下段:帰る頃には空に虹が


対象者:通信制生徒高校2年生34名、山本先生、阿部先生他5 

スタッフ:飯塚(写真)、小野(報告)、内藤、林、星野、前田(幹事)




聖パウロ学園高等学校からご提供いただいた写真です。左の二つの写真は生徒達が作成したランタンに灯がともされた荘厳な光景、右の二つはそれぞれダッチオーブンで炊かれた海鮮と山の具のパエリアです。とても美味かったです。