聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2022
5月第一金曜日定例活動

2022
年5月6日(金) 晴
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


作業等の概要:2広場拡張のための伐倒、②B渡りの山道整備、③山道整備用横木・杭等の作成、駐車場の道標モニュメントづくり、ハチトラップの設置、広場竈の補修設計、畑整備、植物観察


パウロの森では新緑から少しずつ緑が色を増し心地よい季節になり、森へ登って来るメンバーの表情も楽しそうである。この日の定例作業も35年目の比較的新しい会員が作業の班長となり、全体を把握し、他の会員がサポートする若手育成型の班構成で実施された。

 

2広場拡張のための伐倒は、主に若手育成を兼ねた作業としてスギを1本伐倒、枝払い、玉切りをした。B渡りの山道整備では、谷を跨ぐ橋の手前の階段を整備し、反対側も道脇の土砂を除け、階段を整備した。第2広場の奥やアスレチック広場の南側に積まれていたスギ材を片付けて山道整備用の横木や杭に加工した。どの作業も労力のいる作業だったが、森の中は涼風が通り、心地よい汗に休憩時の水が美味しかった。

 

昼食後、新入会員用に手元ロープ作成教室が開かれた。各自で悪戦苦闘しつつアイ・スプライスを作ることが出来た。午後からの新たな作業としてハチトラップを設置する班は第2広場とアスレチック広場に2個ずつハチトラップを取り換え、予定していた全13個の設置を完了した。広場竈の補修設計班は広場の竈を作り直すため現況を実測し補修のための設計を行った。畑整備班は畑に7つの畝を作り藍染用のタデアイを植え、加えてアカジソとマリーゴールドを植えた。作業終了後、振り返りを行い全員の安全を確認して解散した。


参加者 22名:飯塚、家、伊藤、稲葉、上村也、小川、小野、上林、岸本、熊木、桒原、田中、得能、野間、林(写真)、日比、古谷、星野(報告)、前田、槙田、三井、森田



聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2022
5月第三土曜日定例活動

2022
年5月21日(土)曇後雨
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


作業等の概要 ①竈の作成:壊れた竈2基の作成、②B渡りの整備・・B渡りの両岸の階段等の整備、③パウロの森案内・・初めて参加される方にパウロの森を案内

※イベントの下見:61日エンカレッジ前期、初心者のための森づくり体験会


作業開始後間もなく、雨が降り始め、雨足が時の経過ととともに早まりました。そんな中、東側の沢を渡るB渡りの整備やパウロの森案内は途中で取りやめました。一方、竈作り作業班は、手慣れた様子で大型ブルーシートを使い作業場所にタープを張り、作業再開です。

 

竈作成は、2班(各4名)に別れ、作業に取りかかり、①壊れた竈のレンガ、敷石の撤去、②新しい竈のスペース作り(整地・計測)、③基盤の整備と敷石設置、④レンガを5層に積み、間にモルタルを入れて煉瓦を接着、固定する作業を行いました。その間、水平器で各層の高低差調整、垂木で各層の凹凸調整も含まれました。また、モルタルの付きをよくするため、モルタル作りでは水の配合に注意し、レンガを水に浸すなどの作業を行うとともに、必要に応じて電動カッターを使い半レンガの作成も行いました。ターブの中での昼食後、竈作班は、作業を継続し図面通りの竈を2基作成しました。

 

初めてモルタルを使い、左官業の手始めを体験する良い機会となりました。また、作業工程と図面が作成されていて、作業の8割が完了しているため、スムースに作業ができました。各班は安全確保を第1に考え、無理することなく作業を中止しました。空いた時間を、下見準備、道具整備作業を行い本日の定例活動は終了しました。


参加者:18名 飯塚、家、伊藤、稲葉、上村、及川、大橋(一般)、上林、熊木、芝原(報告)、長岡、中林、林 、前田、槙田、室伏、望月、森田