パウロの森くらぶ・森林環境教育

八王子市恩方第1小学校 1・ 2年生出前授業

2023年 10月 19日(木)


今年も1年生と2年生一緒に開催され、開会式の後、各班に分かれヘルメットを付けてパウロの森へ入っていった。


この活動は一般財団法人セブン-イレブン記念財団の助成を受けて実施しています。


1年生

パウロの森を歩いて色々な葉っぱを集めて好きな葉っぱの絵を描いた。

森の広場に新しい樹「サンシュユ」の苗を植えた。

 


スタッフの葉っぱのお話しや森のお話しを聞きながら元気に森の中を歩く。途中で、森の道で乗馬練習する馬に遭遇し、大きな馬を間近かに見て驚きの声をあげる。ネムノキの葉っぱやウリカエデ、ダンコウバイなど面白い形した色々な葉っぱを集める。途中でギンナンがいっぱいのタヌキの「ため糞」を観察する。

 

第二広場東側に新しい木を植える。今年は、春一番で黄金色の花をつけ、秋に実が熟すと食べられる「サンシュユ」。予め掘った穴に担任の先生、副担任の先生が苗木を置いて、子供たちがスコップで掘った土を埋めて根元を固め、柄杓でたっぷりの水を遣って植樹終了。子供たちの名前を書き込んだカラフルな「植樹銘板」を取り付けてみんなで囲んで記念写真。来年来るとき、どの位大きくなるかな。

 

広場に敷いたシートの上でお弁当を食べる。全員で手を合わせて大きな声で「イタダキマス」。持参した美味しそうなお弁当は見てるだけで楽しくなる。お弁当の後は、集めた葉っぱのお絵かき。色々な葉っぱを一人ひとり自由に描く。ネムノキの葉っぱを丁寧に描く子供、周りのギザギザや真ん中の筋をきちんと描く子供、それぞれ楽しく葉っぱの絵を描いた。最後に作品を持ってスタッフを入れて記念撮影。力作ぞろいだ。

 

終わりの会で、2年生の先生から「パウロの森くらぶの皆さんから森のお話をたくさん聞きました」の御礼の後、子供達全員で「ありがとうございました」と大きな声で御礼を述べて終了し、パウロの森をあとにした。

 


【参加者】恩方第一小学校1年生、副校長先生、担任・副担任の先生 23

【スタッフ】幹事:槙田(報告)、班長:氏家、瀧浪、福山、森田、アシスト:清水、三井



2年生

 

パウロの森の中でを色々な葉っぱを探して集めた。

集めた葉っぱを使って工作をし、画用紙に貼り付けて絵を描いた。

 


午前中は午後の工作に使う葉っぱを集めながら歩く。みな葉っぱを取りに夢中になって、歩き始めて10分も経たないうちに持って来た袋を一杯にする生徒もいた。森の中ではスタッフが動物の痕跡やヤブムラサキの葉っぱの感触やサンショウの刺を説明し観察して歩いた。後半になると「お腹すいた~」の声が多くなるが、生徒達は皆元気に森の観察ルートを完歩し第2広場に到着。

 

広場の一角で昨年1年生の時に植えた「ヤマモモ」の成長を観察、生徒達と同じようにすくすくと育っているのを確認した。昼食までの時間は、班毎に「ノーズゲーム」をして遊んだり「森のはたらき」についてお話しを聞いたりした。昼食はいつもの給食ではなく持参した弁当をシートの上で仲良く食べる、午後の工作用に準備したテーブル板が丁度良いお弁当の展示場になって、お弁当で花が咲き、お祭り会場のように明るく賑やかだった。

 

午後からは、集めた葉っぱを使って画用紙に絵を描く。葉っぱ重ねたり、ちぎって山積みにしたり、どんぐりを重ねてみたり、始めはどんな作品が出来るのか期待と不安な気持ちで見ていたが、完成すると期待以上の作品が並びそれぞれが個性の塊のような作品ができあがった。自慢の作品を見せて笑顔でパチリ、楽しかった今日一日を象徴する写真ができた。

 

閉会式では怪我もなく過ごせたことを確認して終了し、生徒全員とハイタッチをして見送った。

スタッフから「また来年おいで」と声をかけると生徒から「先生また来るから僕のこと覚えててね」と、今日の楽しかった記憶を胸にパウロの森を下って行った。


【参加者】恩方第一小学校1年生、副校長先生、担任・副担任の先生、合計32名

【スタッフ】幹事 星野(報告)、班長:家、小川、久保、熊木、林、アシスト:飯塚、伊藤、前田、全体サポート:三井