主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)3年

ご飯炊き・カレー作りと自然観察

20227月15日(金)

開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)


天気は終日雨。午前中は全員で火起こし、火消しを学び、協力してご飯炊きとカレー作り。午後はパウロの森内で自然観察


朝からの本降りで、1時間以上かけて雨を凌ぐためのタープを張りました。竈9基と調理テーブル5台を覆うための雨中の作業は大変でしたが、これで安心してカレーが作れます。お米1合ずつを持参して30分遅れで生徒集合。雨でもみな元気そうで、楽しみにしていた様子が伝わってきます。4つの班はカレー担当で火起こしから、あとの5班は炊飯担当なのでまずは米の計量、浸水、その後火起こしです。カレーは100人前、ご飯は90合と大量。マッチがはじめての生徒もいて、湿気も多く少し苦労しましたが、とにかく火起こしは楽しい。包丁に慣れた子、ぎこちない子と様々ですが、班の中で自然に役割分担がされ、和気藹々の良い雰囲気がそこにありました。

調理が一段落し、何人かの生徒は丸太切りに挑戦。「ゆっくり、まっすぐ」を心がけ、初めての子でも奇麗に切れました。やすりでいい肌合いにしておみやげに。さて、いよいよご飯、皆で作ったカレーは一際おいしい。おかわり続出。手分けして片付け後ちょっと休憩。午後も雨は降り止みませんが、自然観察も短縮版で実施。サンショウの実を食べてみたり、クロモジの匂いを嗅いだりしつつ、ゆったりと雨の森を感じました。アンケートでは、みんなでやった火起こしやカレー作りがとても楽しかったという声が多く、スタッフも安堵。3年ぶりのカレー作りを含め、今日のPNPの目的は遂げられたものと思います。

(写真はタープを張っての作業と雨の中での自然観察)


参加者:全日制3年生68(欠席15)、教諭4

スタッフ:幹事:小勝、班長:飯塚、小川、上林、内藤、瀧浪野間、林、前田、槙田、 

     アシスタント:伊東、桒原、中林(報告)、森


初めてのマッチ

丸太切りに挑戦

お米は正確に計量

おいしくできました

手分けして調理

いただきます

竈でカレーを作る

自然観察でクサギの話しを