主催:聖パウロ学園・共催:パウロの森くらぶ

パウロ・ネイチャー・プログラム(PNP)2年生後期

~テーブルづくりと草木染~

2023年11月22日(水)

 実施場所:パウロの森(聖パウロ学園の学校林)


【実施概要】協力して木材製品(テーブル)を作る。草木染を体験する。


今回、生徒テーブルづくりと草木染の両方を体験してもらうため、スタッフはテーブル作りの班長、アシストと草木染の班長、アシストに分かれそれぞれの役割を担当した。

 

テーブルづくり

今年7月前期のPNPで作成したベンチ(9台)の前にテーブルを作る作業を行った。 パウロの森で間伐したスギの長さ2m、直径30㎝の丸太を半割した材の両端を垂直に切断し、さらに両端に長さ70㎝、直径20㎝脚材を取り付けるための切り欠き加工を行った。杉材を水平に切る作業に大分手間取ったが、水平器で水平を確認し、カスガイ4本で脚材を固定してテーブルは完成した。防腐剤は工程のそれぞれの段階で塗布し、使用した材全体に塗布することができた。

 

草木染

最初に草木染について、班長が草木染の歴史、行動基準、注意事項の説明をし、またクヌギの閣とのに出しを行う。レサイプを使って素材の違い、染液の違いによって染がどのように変わるかを体験させ、また木片、ビー玉を用いて支給された手ぬぐいに模様付けを行った。 媒染剤とその違いについて説明し、アルミ媒染と媒染の二つのグループに分かれて染を体験してもらった。完成した作品はロープに干し、それを前にして講評を行った。

 

秋晴れの晴天の下、生徒たちはテーブルの出来栄えに満足し、草木染の互いの模様を比較しあって楽しんでいた。


【参加者】全日制2年生82名(男子60名、女子22名)

【スタッフ】 16名 幹事: 野間(報告)草木染総括前田草木染班長熊木、星野、小川、氏家、()、草木染アシスト:小野、佐々木、三井、テーブル作り班長:飯塚、槙田、室伏、森田、林、テーブル作りアシスト伊藤、稲葉