主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)3年

玉切り材を利用した道標づくり、ロープワーク:自在結びと薪割り

20217月24日(土)

開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)


4度目の緊急事態宣言下、感染症と熱中症防止に注意して、PNP2年生を実施した。プログラムは「道標づくり」と「ロープワーク:自在結び・薪割り」の2本立てである。 幹事の司会で開会式を行い、森田代表の挨拶、安全注意、活動前の準備体操の後、10班に分けて、午前中は15班が「道標づくり」、610班が「自在結び・薪割り」を実施し、午後は逆を行い、次の内容の作業をした。

 

◎道標づくり:事前にチェーンソーで道標用に加工したスギの間伐材を使い、次の工程に従い、各班2個の道標を作成し、指定の場所へ設置する:カンナかけ、 紙やすりで表面研磨、トーチで下地を炙り加工、紙やすりで再度表面研磨、 油性ペンで文字の下書き、彫刻刀で文字の彫込、白ペンキの文字への塗り込み、道標の設置場所への運搬、設置後保護剤を薄く2回塗布 

◎ロープワーク・自在結び:事前準備としてタープを張り、指導のもと全員で自在結びを学習・実習する。巻き結びやもやい結び、引き解け結びなどを教えた班もあり、ロープワークへの関心を高めることに繋がった。

◎薪割り:広葉樹、針葉樹の薪用丸太を用い、斧による薪割りの実習を行う。斧の使い方、樹種による薪割りの難易、その楽しさを学ぶ。

 

終了後の生徒達の感想:

1.       道標運搬は重くてつらかったとの感想、しかし、みんなと運搬して楽しかったことも。 

2.       道標」作りはあと30分ほしかった。そうすれば、保護剤が塗れたのに

3.       薪割はうまくできなかったが、楽しかった

4.       貴重な体験ができ、今日はためになった

 

今回の夏季全日制2年生のPNP学習が楽しい思い出になれば、スタッフの疲れも癒されるかと 「パウロの森」に来た時には、是非2年生が作った「道標」案内でパウロの森を楽しんで欲しい。


参加人数:生徒64名、先生6

スタッフ:幹事:池田(写真)、班長:飯塚、家、稲葉、小川(和)、上林、野間、林、福重、前田、森田、アシスト:清水、星野、芝原(報告)、岸本


自在結びの実習。教える方も大変

近くの沢に因み青色ペンキでアレンジ

薪割りはみんなに緊張が走る

森のカブトムシも見守っていました

道標文字表示面をカンナ掛け

道標の設置 うまくできました