聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2021
7月第一火曜日定例活動
2021年7月6日(火)晴れ
場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


コロナウィルスによる感染対策には十分注意しつつ、久しぶりの定例活動を行った。今月は、多くの生徒が参加する恒例の学園の自然環境プログラム、PNPがあり、この日の作業は主にその準備となった。

 

(1)   PNP2年チェーンソー班長による下々見

PNP2年生のイベントで使用するチェーンソーの動作チェックをした。丸太を真っ直ぐにして切る方法と斜めにして切る方法を試してみた。時間はかかるが斜めに切る方法が良さそうであった。

(2)   PNP2年下々見とトーチによる焼付作業の確認。

PNP2年生のイベントで制作する道標の工程を確認した。トーチでの文字が刻まれた面の焼き付け、彫刻刀を使いわけて文字を掘る、彫った文字に白ペンキで筆を入れる、保護剤の塗布作業を試行。

(3)   その他危険木の処理・ボーイスカウトの自然体験プログラムの下見

コナラ、クヌギ、ミズキの3本の枯損木を伐倒した。また、718日に開催されるボーイスカウトの講習会を行った。

 

 私は、主に(2)の作業に参加をした。ガストーチで焼きつけると木材の表面が黒くなり、やすりがけをすると木目が浮き出て風情のある雰囲気になった。彫刻刀で文字を彫る作業は、用途に応じ、使う彫刻刀や使い方を覚えtね慣れておくことが必要で、コツをつかむまで根気がいった。今回の作業が、生徒達にとって楽しく創造的な作業になったらら素晴らしいと思う。どんな道標ができるか楽しみで、森に親しみを感じる契機となればと思う。天候も良くなく作業環境も万全ではなかったが、無事に一日を終えた。


【参加者】15名、飯塚、家、池田、稲葉、小川(和)、上林、岸本(報告)、小勝、清水長、長岡、野間、林、星野、森田、槙田


彫刻刀によるイラスト彫り大変だ!

枯損木多く伐倒処理は容易でない

チェンソーによる工作技術の向上に向けて

華やかに咲き初めしヤマユリの芳香に感激



聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2021
7月第三土曜日定例活動
2021年7月17日(土)晴れ
場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


型コロナウィルス感染症に係る緊急事態宣言発出中につき自主活動として実施しました。


近く開催されるPNP2年生の準備とPNP3年生の下見(予備)を行った。前日に梅雨が明け夏日になっていたが、林内は木陰と樹木の蒸散作用により思ったほどの暑さにはなっていなかった。コロナ感染と熱中症への予防措置を行い所定の作業に取りかかった。

 

(1)PNP2年生の準備

道標作りの準備が中心となる。下見時に道標作りに必要な備品の準備と作り方の練習をしたが、未済の道標の半切り材の準備を行った。直径約25cmのスギの丸太を1mに切断、端から35cmを半切りにする作業だ。半切りにする方法は材を斜めに、または縦に固定してチェーンソーで切断する。試行錯誤の結果、縦に固定する方法が綺麗に切れる事が分かった。第3広場で6本、第2広場で16本の材を準備し一部は芝生広場まで運んだ。また切断面に指定された文字(道標)を彫り、ペイントを塗り込むのに必要な備品を班毎に袋に纏め、準備万端で当日を迎えられるようになった。

(2)PNP3年生下見

先日の下見に参加出来なかった班長への下見を行った。第2広場から滝ノ沢林道の見晴らし台までの自然観察ポイント、アオキ刈りと丸太切りの状況を確認した。ジグザグの道を登って見晴らし台までの標高差は100m、夏日でなくてもきつい登りだ。途中足元に真っ赤なタマゴダケが土から顔を出していた。

(3)太い枯枝が突然落下(ヒヤリハット)

幸い事故にはならなかったが思わぬ事象(ヒヤリ)があった。森の入口駐車スペース近くのコナラから大きな枯枝が突然落下した。ちょうど車中で、突然折れて落下したのを目撃したとの事。落下位置が5mほどずれていたら駐車中の車を直撃し損傷を与えたかもしれない。また、落下地点は森の入口への通路上で、もし人を直撃すれば怪我をするのは必至。その時は無風だった。枯枝は自重でいつ落下するかわからない。森の中を歩く場合はヘルメット着用は必須だと再確認した。また通行路や散策路の頭上を改めて点検する必要を感じた。


【参加者】11名、飯塚、池田、小川、上林、小勝、野間、家(報告)、林、星野、望月、森田


作業前のミーティング

材の皮剥き

材の運搬

道標用材の完成