聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2022
1月第一火曜日定例活動

2022
16日(木) 曇り
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


実施概要:新年大サワラ神事、開発地経由全山踏破等、火おこし研修・炊き出し、 テント張り竹材の更改と整備、広場用水切り材の設置、落葉溜め用落ち葉の収集収容


今回の主たる活動は、パウロの森全山踏破の再開で、森の観察をしながら3班に分かれての調査や整備でした。ルートの案内標識として布設していたトラロープの補修や置き換え、最高地点、高橋ピークから林道への降り口ルートの確保等を実施した。危険木調査では、枯損木の伐採及び危険木マーキング(5本)、ルート上の枝の伐採等を行った。B渡りの山道整備の設計では、山道整備の横木に使う伐採予定のスギ等のマーキング(14 本)、アオツヅラフジの採取、ルート上の灌木の伐採等を実施した。

 

火起こし研修・炊き出しを担当した班は、火起こしの仕方を学び、お湯を沸かし、豚汁を作った。とても寒い日で、野菜やコンニャクなど具沢山の豚汁は大ウケで余すところなく売り切れてしまった。昼食前に全員がこの森を象徴する巨木「大サワラ」前に集合し、安全祈願を行行った。

 

午後はテント張り用の竹ポールを点検し、必要な竹材を揃え、割れたタープ用竹ポールの取り替え等の作業を実施。また、落葉溜め用落ち葉の嵩が落ち込んでいたため補填した。

 

午前中から風花の雪が舞い始めた。開発地経由全山踏破では、アズマヤマアザミと思われる茎の根元にシモバシラを見つけ、皆シャッターを切っていた。空気が澄んでいたので林道の見晴し台から筑波山、男体山、白銀の日光白根山が眺望できた。雪が本格的に降り始めたため少し早めに解散した。


参加人数 20名:飯塚、家、池田、石井、伊藤、稲葉、小野、上林、小林、佐々木、清水、長岡、林、星野、久保、三井、福山、槇田、水木、古谷

報告者:古谷一祐



聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2022
1月第三土曜日定例活動

2022
115日(土) 晴れ
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


実施概要:開発地での伐倒研修、伐倒した材の皮むき、コナラの薪割り、パウロの森の案内(新入会者対象)記念樹植栽場所の検討


パウロの森の広葉樹はすっかり葉を落とし、冬の装いであった。冷え込みの厳しい朝で、集合時の気温は氷点下3度。バリバリ凍った広場に集合し、活動を開始した。伐倒研修が予定されていたため、ミーティングでは安全確認を念入りに行った。開発地での伐倒研修、コナラの薪割り、初参加者対象のパウロの森案内の3グループに分かれ、作業を開始した。

 

伐倒グループは、林内調整のための材の調達とPNPで学生の指導を行うための研修が目的である。指導する立場を意識しながら、伐倒手順やノコの使い方、安全に作業するためのポイントを一つ一つ確認し、2班でそれぞれ直径20センチほどの2本の針葉樹を伐倒した。あまり間伐されていない林地で樹冠が込み合っており、伐倒方向の決定と決めた方向に正確に倒すためのノコの入れ方が難しい点であった。午後は伐倒した材の皮むきを行った。

 

コナラの薪割りグループは、玉切りされた直径40センチほどのコナラを斧と楔を使って薪割りし、広場に運搬した。針葉樹とは異なり、素直には割れないようで、苦心された様子であった。

 

寒い1日であったが、パウロの森の案内(新入会者対象)、記念樹植栽場所の検討を含め予定の作業を問題なく終了した

(写真:霜柱の立つ厳しい寒さの中入念に準備体操をする)


参加者:15名 飯塚、家、伊藤、稲葉、小野、上林、岸本、得能、長岡、林、日比、福重、福山、槙田、森田

報告者:得能幸子