聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2022
12月第一火曜日定例活動

2022
年12月6日(火) 小雨後曇り
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


作業開始時、僅かに小雨が降っていたが、問題なく作業を開始した。この日の大きな仕事は広場のナラ枯れ病で半枯死状態のコナラの大径木の伐倒である。伐倒方向を確認し、その周辺にあるベンチやテーブル、レンガなどを片付ける。伐倒を行うコナラの大木に二段バシゴを掛け、上部二股部分にメインロープ、左右にコントロールロープを架けて伐倒時の木を安定させる作業を行う。

 

コナラを倒す方向に向けて、念入りに受け口、追い口に水準器を使用してマーキング。チェーンソーで切り込み、そこに楔を2箇所打ち込み、メインロープのチルホールで徐々に引っ張る。木はゆっくりと目標とした方向を違うことなく見事に倒れ、歓声が湧いた。切り口を計測すると、径は長径60㎝、短径58㎝。樹齢は60年ほどでパウロの森を代表する太さの木であった。

 

昼食後は総動員で伐倒木の処理。枝切りとチェーンソーによる玉切り作業で、切ったものを駐車場脇にせっせと運ぶ。時間が足りず、横たわった残存木の処理は次回にまわす。また、この日は、40株ほどのヤマノイモの切り通し北側の東向き斜面における植栽、不安定な道標の埋戻し作業、榾木用のクヌギ3本とヤマザクラ1本の選定なども行った。その後高尾駅近くで、コロナで中断していた忘年会を有志で3年ぶりに実施した。場は和気藹々として、会話にも大いに花が咲いた。


参加人数:19名

飯塚、家、池田、稲葉、上林、久保(報告)、桒原、小林、芝原、清水、長岡、野間、林、星野、前田、槇田、室伏、望月、森田




聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2022
12月第三土曜日定例活動

2022
年12月17日(土) 晴れ
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


2022年最後の定例活動です。安全注意、準備体動、作業内容確認などの作業前の準備を行い、この日の活動に入り、以下の作業を行いました。

 

1.    玉切りと駐車場整備:前回定例活動で伐倒したナラ枯れのコナラの大径木を玉切りにし駐車場整備地に運搬しました。幹がとても太かったために作業は大作業で、午後も継続して実施し、本年最後となるこの日の大仕事を無事終了しました。

2.    テーブルの防腐剤塗布:全日制2年生が秋のPNPで作成したテーブル三基に未済であった防腐剤の塗布を行い、長期の使用に耐えるようにしました。

3.    父母会の準備:学園関係の最終イベント、翌18日実施の「父母会」のために藍の煮出しをし、また晒、ストールで藍染めの体験をしました。

4.    落ち葉集め:腐葉土を作るため、森の中に積もった落ち葉を集め、落ち葉溜めへ搬送しました。

5.    薪割り研修:薪割りに習熟するための研修を行いました。作成された薪は竈の使用による需要多い薪の補充にも資することにもなり一挙両得です。

6.    植栽計画の検討:今後の植栽計画と予定植栽地とその是非の確認を行いました。

 

全ての作業を終了後、「パウロの森」を象徴するサワラの大木の前で、林代表が2022年活動の報告をし、また、無事一年の活動を終えることができたことへの感謝の拝礼とふるまわれた美酒で口を潤し、本年最後となる活動を締めました。


参加人数:21名

飯塚、家、池田、伊藤、稲葉、上村、小川、小野、大橋、岸本、熊木、芝原(報告)、芝原、菅原、得能、林、星野、前田、槇田、水木、望月


活動前の準備体操

玉切りされた無数の丸太

テーブルの防腐剤塗布

テーブル・椅子を戻す

落ち葉を集める