パウロの森くらぶ・森林環境教育

八王子市恩方第1小学校 1・ 2年生出前授業

2022年 10月 20日(月)


恩方小学校から30分程歩いて、生徒達は芝生広場に到着。今年は八王子市の学年を跨ぐ教育方針に沿い、1年生と2年生の合同開催になりました。開会式で、校長先生の挨拶、パウロの森くらぶ代表の歓迎のことば、プログラム紹介、安全注意、準備体操を実施。校長先生から「2年生は1年生の面倒をみるように」の言葉がありました。

 

開会式後は自然観察、葉っぱ集めがあり、その後生徒達はパウロの森広場に到着し学年毎に別々の活動となりました。1年生は植樹、2年生はネイチャーゲームを行い、その後は、待ちに待った昼食です。午後も1年生は葉っぱのお絵かき、2年生は葉っぱの工作と別々のプログラムです。

 

別々に行動していた1年生と2年生は閉会式では再び一緒になりました。校長先生から「スタッフの皆さんから森のお話をたくさん聞きました」のお礼の後、パウロの森くらぶの代表から挨拶があり、最後に子供たち全員での「有難うございました」で終了し、子供たちは先生達に導かれ、元気に小学校に戻って行きました。



この活動は一般財団法人セブン-イレブン記念財団の助成を受けて実施しています。


午前中の自然観察と葉っぱ集めは1年生と2年生混成で、1班から12班に分かれてヘルメットを着け出発しました。去年森を歩いた2年生が、初めて歩く1年生の面倒をよく見ていました。スタッフの葉っぱのお話しや森のお話しを聞きながら元気に森の中を歩き、ホオノキの大きな葉っぱやフワフワしたビロードのようなヤブムラサキの葉など色々な葉っぱを集めました。森の中に子供たちの元気な声が響き、やがて森の広場に到着。そこで、今まで一緒であった1年生と2年生は別々になりました。


自然観察と葉っぱ集めの様子


2年生

【 森の観察・葉っぱの収集と工作・昨年植樹のヤマボウシを観察 】  


実施概要:パウロの森を歩いて色々な葉っぱを集めて葉っぱを利用して工作しました。昨年1年生の時の出前授業で苗を植えたヤマボウシの生育状況の観察をしました。


森の観察と葉っぱ取りを終えて、2年生は森の広場で昨年植えた「ヤマボウシ」の生育確認後、第二広場に移動しネイチャーゲーム(背中の絵あて)を行いました。ネイチャーゲーム終了後、全員の集まる第2広場に移動し、敷いたシートの上で、お昼の時間となり、お互いに弁当を見ながら楽しく美味しそうに昼食をとっていました。

 

午後は集めた葉っぱを利用して、各人が思い思いの工作、葉っぱの工作をやりました。丁寧に作る子供、早々に作成してしまった子供などなど、葉っぱを利用しての工作を楽しみました。最後に、作品を手に先生やスタッフを入れて記念撮影を行いました。短かかったが楽しいひとときを全員が過ごせたものと思います。


【参加者】恩方第一小学校2年生33名、校長・先生

【スタッフ】幹事:三井(幹事・報告)、班長:池田、稲葉、熊木、内藤、中林、星野、アシスト:伊藤、室伏



1年生

【 森の観察・葉っぱの収集とお絵かき・ヤマモモを植樹 】  


実施概要:パウロの森を歩いて色々な葉っぱを集めて好きな葉っぱの絵を描きました。森の広場に新しい樹「ヤマモモ」の苗を植えました。


パウロの森の広場に到着し、2年生と別の行動になった1年生は新しい木を植えました。今年は、雄株と雌株があり、初夏に美味しい実をつける「ヤマモモ」。予め掘った穴に校長先生と担任の先生がが苗木を置き、小さなスコップで一人ずつ掘った土で根元を埋めて根元を固め、柄杓で水を遣って植樹終了。1年生全員の名前をつけたカラフルな「植樹銘板」を取り付けて記念写真。来年来るときどの位大きくなるか楽しみです。

 

広場に敷いたシートの上で待ちに待ったお昼の時間。1年生全員で手を合わせて「イタダキマス」。持参したお弁当を見て楽しく美味しそうに烏食べていました。

 

午後は集めた葉っぱの絵を描きました。色々な葉っぱを一人ひとり自由に描く。シダの枝分かれした葉っぱを丁寧に描く子供、カエデの葉っぱの形をきちんと描く子供、下に葉っぱを置いて紙の上から色鉛筆でこすって葉っぱの形を浮き上がらせる子供、それぞれ自由に楽しく葉っぱの絵を描いいていました。できた作品を持って先生やスタッフを入れて記念撮影。楽しい作品が完成しました。


【参加者】恩方第一小学校1年生、校長・担任・副担任 34

【スタッフ】幹事:槙田〔報告〕、班長:飯塚、家、小野、小勝、福重、林、アシスト:桒原、前田