聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2021
年11月第一火曜日定例活動
2021年11月2日(火)晴れ
場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


紅葉が始まり森林作業に適した季節となった。安全注意、準備体操の後、イベント等の準備を含めた以下の作業を実施。

 

1.    東尾根切通し付近枯損木の撤去:直径43cmのコナラ大径木の伐倒を行う。かかり木となったためチルホールを使用した。枝払いと玉切りを行い、併せて傍らのエゴノキも処理した。チルホールのネジが破損していて修理が必要であり、使用方法を含め原因を検討する。

2.    全日制2年生PNPでの山道整備用横木と杭の作成とジグザグ道整備用縦木の準備:山道整備のための横木37本、杭141本を作成した。ジグザグ道最上部整備のための縦木運は、運搬が難しいため近くのスギ材を伐倒し準備した。 

3.    駐車場横落葉溜めの補修と再構築:落葉溜の周りをコンパネで囲い、杭で固定し、イノシシやタヌキの侵入防止策を講じた。今後は、前回整備した雑木林横の落ち葉溜めに、馬糞とオガクズを乗馬クラブから貰い受けカブトムシ幼虫の育成を予定。

4.   リース用材料の採取と小屋上階段の整備: 1128日実施の公募イベント「パウロの森でクリスマスリースをつくろう」でのリース用素材アオツヅラフジの蔓を採取。また、小屋近くの破損した階段の横木を再設置した。

5.    その他ロープワーク: 昼休みの時間を利用してロープワークの講習を行った。今回はフォレスト・スパイクについて、様々なスパイクをテーブルに並べ、使用方法、作り方などの話を聞いた。


【参加者】17名:飯塚、家、池田、石井、伊藤、稲葉、上林、小勝、清水、林、福重、星野、前田、槇田、三井、望月、森田

【報告者】星野 寛


大径枯損木の伐倒 径43㎝のコナラで今シーズン最大の伐倒作業

山道階段用の横木準備 楔を使用して縦割り。単純作業だが大変だ。

路肩用縦材の準備 傾斜のきつい所での作業

駐車場横落葉溜め整備 今回の措置でイノシシやタヌキの対策完了



聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2021
年11月第三土曜日定例活動
2021年11月20日(土)晴れ
場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


コロナ感染者数も大分減り少し落ち着いた状態が続いているので今回も感染対策は行うが通常通りの定例作業を行うことが出来ました。パウロの森も紅葉が進み、風が吹くと一気に落ち葉が舞うような秋の深まりを感じました。陽が短くなってきたため始まりの時刻を早め終了時間も1430分ということで作業前ミーティング、安全注意、準備体操をして各作業の班に分かれ開始となりました。

 

落ち葉溜めへのおが屑運搬は乗馬クラブから馬糞の入ったおが屑をもらい受けてあったのでそれを落ち葉溜めに運ぶのですが、落ち葉溜めは森の上の方にあり、おが屑が置いてある場所は比較的下にあるため一輪車に乗せ斜面を上がっていくのはなかなか骨の折れる作業でした。午前午後とも同じ作業を行い30往復超くらいしたようです。落葉溜めにはカブトムシの幼虫も過ごさせる予定です。

 

伐倒したエゴノキを広場へ移動(運搬)させる作業の班もありました。これはクラフトに使用します。また、第二広場にある伐倒、枝打ちをしたスギの枝葉を澤側へ.運搬作業もしました。枝打ちした場合の枝は方向を揃えて置くことが望ましいのだということが良くわかりました。どんな作業もその後の処理を考えて行った方が最終的に効率が良いということでしょう。

 

11月下旬、12月上旬に「クリスマスリースを作ろう」というイベントがあるため下見や準備も行いました。木の実等をリース本体に付けやすく細かい下準備を行いました。道標作成、駐車場の車道面を整備して駐車しやすくする作業も行われました。道具の手入れ、後片付け、作業内容と安全確認を行い解散となりました。

 

じっとしていると寒いですが、こうした作業を行うと良い汗をかいた一日となりました


【参加者】16名、林、飯塚、池田、稲葉、石井、上村、上林、岸本、得能、長岡、野間、前田、槙田、水木、森田、小野

【報告者】小野 梨香


作業前の準備体操

馬糞入りおが屑を積み込み運搬

エゴノキの処理と運搬

落葉溜に運搬されたおが屑

伐倒したスギの枝葉の処理

駐車場車道面の整備