聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2023
9月第一火曜日定例活動

202395日(火) 晴れ
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


時おり林の中を風が通るがまだ蒸し暑い日であった。以下の作業を実施した。

 

◆枯損木の処理:小屋裏のコナラの枯損木(直径43cm)が倒木の危険があり、チルホールを使い、付近の建物を壊さないよう牽引して伐倒した。午後は、薪置場の支柱となっているコナラが枯れたため、伐倒する。下部はそのまま使うため、脚立の上に登り受け口、追い口を作る難度の高い作業であった。結果、流しの一部を破損する作業となったが無事終了した。森林内には、処理を要する枯損木が増え、今後の課題である。

◆観察ルートの整備: 9月の恩方小学校出前授業の観察路となる西尾根を整備、直径20cmの危険木3本を伐倒、玉切りし、道の整備も行った。また、見晴らしの丘の長く伸びたススキや雑草の草刈を行い整備した。

◆タデアイ畑の除草と刈取り:最初は雑草の繁茂著しく、除草に苦労した。タデアイは、昨年よりも量が少なかったが、刈取って広場に運び、葉をかいた。葉は乾燥させ藍染めの材料とするが、葉かきの作業も時間を要す工程であることを実感した。

◆薪置き場の整備:今後の作業を考え、一旦、全部取り出して、右側に広葉樹の薪、左側に針葉樹の薪に分けて積み直した。

◆季節の観察:入会の浅いスタッフと知識共有を図るため、稲葉班長が中心となり、参加メンバーが持ちネタを披露し解説、知識の共有をした。

◆その他:タープ張り等に使う竹のペグ25本を製作した。伐倒時、破損したシンクが1台使えない状況であり、今後修理の予定。


参加者:18名 飯塚伊藤稲葉氏家小野上林久保熊木清水田中野間林 星野前田槙田室伏森田立川(報告) 



聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2023
9月第三土曜日定例活動

2023916日(土) 晴れ
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


「暑さ寒さも彼岸まで」といわれ、彼岸も目前ですが、夏日の蒸し暑い日でした。安全注意では、怪我などによる傷口の洗浄にペットボトルを使用する時、小さな穴をあけた蓋を用意しておくとペットボトルの水を効率的に使用できるとの助言がありました。また、ヒヤリハットの報告では、運搬車で森の教室用の木材を運んだ際に、木材が不安定となり腕に軽い打撲を負った話しがあり、運搬物は正しく固定する必要があります。以下、本日実施した作業です。

 

1.    枯損木の処理:第二広場から第三広場間の枯損木(クヌギ)を午前と午後に分けて2本ずつ伐倒。最後に伐倒した38cm径の木は掛かり木となりましたが、ロープを引く方向を変えて無事伐倒

2.    「森の教室」用に依頼された丸太ヘの対応:依頼された15cm径長さ1.6m換算で50本を用意。森の中に散在していた丸太を第二広場とパウロの森広場脇に集積

3.    山道の階段の整備:広場から東尾根に上がる階段4段とアラカシ広場の階段5段の修理。最初に階段修理に必要な杭を作成し、その後作業を行う

4.    雨水排水路の整備:土砂のたまった水切りを、土砂を除き雨水が流れるように整備

5.    パウロ祭の準備: 930日・101日実施のパウロ祭に参加するための打合せ等準備作業

 

杭作りでは、鉈の使い方を教わりました。鉈は使用機会は少ないが、杭を作ったり、薪を細かくするのに使用します。杭の作成の注意点は鉛筆のように丸く削ると杭が回ってしまうので、四角などの角形に削ることを学びました。杭を60°に傾けて垂直に鉈を落とすのが要領ですが、練習が大切です。


【参加者】16名 飯塚、家、伊藤()、稲葉、氏家(報告)、大橋、上林、岸本、熊木、野間、林、日比、前田、槙田、望月、森田