聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
平成31年2月第一水曜定例活動
平成31年(2019年)2月6日(水) 小雨
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)

 

 2月の第一水曜日の定例作業は、朝から小雨がそぼ降る中実施された。活動開始は午前9時、作業開始前の全体ミーティングを終えて本日予定された作業を開始した。全体ミーティングでは、雨模様で滑りやすくなるので足元にも注意して作業するよう注意があった。その後、各班に分かれて作業を開始した。
    
 シイタケ圃場の落葉溜め整備は、杭を14本作って打ち込み、合板6枚で壁を作った。幅2m、奥行き4m、高さ1m程の落葉溜めが完成した。雑木林中央部の落葉溜め整備は、間伐材を二つ割(壁用)、四つ割(杭用)にする作業を実施した。楔をハンマーで木口に打ち込み直径20cm長さ2m程のスギ丸太を割っていく作業で、かなりの労力が必要だった。途中からチェンソーで切込みを入れる方法に変更したら、作業効率が上がった。使い道が無く、玉切りしたまま放置されていた間伐材二十数本を、二つ割、四つ割にした。次回の定例活動で、杭材を地面に打ち込み壁材を固定して、落ち葉溜めを作る予定だ。

 竈班は火を熾して、熱々の具沢山で美味しいスイトンを作った。雨に濡れて冷えた体にはありがたい御馳走だ。

 小雨が止まないため、午後の作業は中止となり、道具の手入れ、作業後のミーティングを行い12時15分散会した。小雨にけぶるパウロの森では、ウグイスカグラの蕾が膨らみ、アサギマダラの幼虫が春を待っていた。

 

参加者16名:
飯塚、家、池田、伊藤、猪瀬、小川(和)、上林、小林(槇)、清水、中川原、野間、林、前田、槙田、望月、森田

報告:中川原

杭を掛矢で打ち込む

間伐材の丸太に楔を打って二つ割

熱々のスイトンを準備中

完成した落葉溜め

チェンソーで切れ込みを入れる

春を待つアサギマダラの幼虫


聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
平成31年2月第三土曜日定例活動
平成31年(2019年)2月16日(土)

 

 16日の土曜日は暖かく、厚着をしていったので汗ばむほどでした。
●シイタケの圃場に落ち葉を溜めました。森の落ち葉は半端でない。掻いても掻いても減らない。
●間伐材を割り、杭を作成し、雑木林の中央にも落ち葉溜めを作り、半分完成しました。
●新人の得能さんを案内してパウロの森を散策しました。
●広場周辺の整備、薪割り、竈でトン汁を作りました。

 私(及川)は竈担当でトン汁を作りましたが、竈担当は初めてで前田さんから色々教えて頂きました。①竈周りはきれいにしておく、②火をいつもチェック、③火から離れるときは誰かに言う。
 大量の落ち葉に火が飛び散ったらあっという間に火が回る。そう思ったら竈班は気を張らねばと思いました。消火作業は小川さんが担当、しっかりと消火して頂きました。具は足りるかなとトン汁を作ることばかり考えて森に来ましたが、火を扱うことの怖さや楽しさを体験できました。

 食後に水木さんがドリップでコーヒーを入れて下さり、林さんの夏ミカンジャム、手羽先煮、前田さんの夏ミカンピューレー等、おいしい昼休み、コーヒーを飲みながら裸木の間の青空を堪能しました。暖かさに誘われてハチや小さな虫が飛んできました。誰よりも春を待っているのは彼らだと思いました。帰りはいつものお店で、くつろげてほんわかな反省会が楽しい!

 参加者13名: 稲葉 力、飯塚義則、池田正博、小川能男、小林寛重、得能寿子、長岡俊夫、林 公康、前田満子、槙田幹夫、水木 稔、森田寛臣、及川則子

報告:及川則子

落ち葉を集める

落ち葉で一杯になった落ち葉溜め

一輪車で材を運搬

丸太を半割に

半割りした材を組んで外枠を作成