パウロの森くらぶ・森林環境教育

八王子市恩方第1小学校1年生の体験学習

いろいろなはっぱをあつめて、すきなはっぱのえをかこう!もりにあたらしい木をうえよう!

2019109日(水) 

9時過ぎ、子供たちの声が聞こえはじめ、坂の下から一生懸命歩くちっさな1年生の顔が見えてきました。小学校から50分ほどかけて歩いて来てくれました。学園のトイレをお借りし、少し休憩をしてから芝生広場へ。初めてのパウロ学園の訪問でまだ緊張した顔の子供たち。芝生の中のバッタやコオロギを追っかけたり、オリジナルオリンピック体操で少し笑顔が見えだしました。

森の中での注意を聞き、ちっさなヘルメットをかぶり、さあ森の探検に出発です。丸い葉っぱ、ちっさな葉っぱ、3っつに分かれているけれどこれで1つのはっぱだよ。この葉っぱはいい匂い。顔より大きなはっぱ!いろいろなおおきさや形、におい、手触りの違う葉っぱがあること等を観察、採取しながら1時間ほどかけて上の広場までみんなで登りました。もうみんな元気いっぱい、大きな声も出てきました。

 

広場で2つのグループに分かれ、穴を掘って用意された苗木に1人ずつスコップで土をかけ、水をやって2本のメグスリノキを植樹しました。昨年から1年生が植樹体験をしています。みんなの名前の入った樹名札をかけて写真撮影。今日のパウロの森での出前授業はこれでおしまいです。

 

袋いっぱいの葉っぱをリュックに詰めて学校まで歩きます。昼から葉っぱのお絵かきを楽しんでくれたかな?本来なら芝生広場でお弁当を食べ、葉っぱのお絵かきを楽しむのですが、今日は学校で給食が待っているので帰らないといけないのです。

 

4日に実施予定でしたが前日からの雨が朝までつづき、午後からは猛暑の予報で延期が決定。昨年までは小学校での雨プロで対応していましたが、出来るだけパウロの森での開催を望む学校からの要望で今年から予備日を設け、今日の実施となりました

 

この授業は、恩方第一小学校1年生~4年生を対象に、生徒たちが住む恩方の豊かな自然を知り、守り、育てていこうという取り組みです。

 

ねらい:五感を通して自然豊かな恩方の森に気づき、絵を描く楽しさを感じる等他


【参加人数】 恩方第一小学校1年生 34名 1学年担任鈴木先生他1名、石原校長

FITスタッフ】 主幹事 槙田幹夫 スタッフ:森田、原田、小川、林、家、福原、前田 7

【報告者】前田 満子


いっぱい息を吸って

葉っぱの観察

植樹体験

木の葉はギザギザがあるね

メグスリノキだよ



)本事業は、ふるさとのシンボル的な森の再生を目的として、(公社)国土緑化推進機構の「緑の募金」の活用により実施されたものです。この事業で使用した「緑の募金」は、「ファミリーマート夢の掛け橋募金」からの寄付金によるものです。