聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2023
2月第一火曜日定例活動

2023
年2月7日(火) 晴れ
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


天候が心配された中での活動だったが、意外と暖かく薄日も射した作業のしやすい一日となった。朝礼後に会員の一人が貴重な道具を寄付してくださるとのことで説明を聞く。「前挽大鋸」(まえびきおが)と釿(ちょうな)=手斧であるの。鋸は木挽鋸とも言い、人力で製板するため幅広の縦挽き鋸である。板を鋸であるため、普通の鋸に比べるととても幅が広い。「おがくず」は、この「前挽大鋸」の「おが」に由来するという。釿(ちょうな)は手斧とも書き、これは木の表面を削るための道具として古くから使われた。古民家などの太い梁を見るとこの釿で削ったあとを見ることができる。詳しくご存知の方々もおられ、有意義な経験をした。

 

その後、参加者全員、各作業の班に分かれて作業を開始する。伐倒班の一つは木の傾き、地面の傾き等含めて試行錯誤を重ねて難しい条件が重なった状態の伐倒を力を合わせて何とか倒した。もう一方の伐倒はすんなりと倒せたようだ。ちょっとした状況で作業のやり安さ、難しさが変わる。これも貴重な経験であり、次回の作業の糧となるであろう。

 

他の作業の班も着々とこの日予定した作業を終えることが出来た。また、この日は今年FITに入会された新しい方を迎えることも出来た。お昼には美味しいお汁粉、コーヒーも賞味した。ヒヤリハットもなく全員安全に作業を終えることが出来、充実した一日だった。


参加者 19名:飯塚、家、池田、稲葉、小野(報告)、上林、岸本、久保、桒原、熊木、清水、立川(R4)、林、日々、星野、前田、槙田、水木

 



聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2023
2月第三土曜日定例活動

2023
年2月18日(土) 晴れ
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


寒さが緩み、気持ちの良い青空の下での作業であった。昼食時には具沢山のトマトスープや収穫したシイタケのホイル焼きが振る舞われ、お腹も心も温まった。ヒヤリハットもなく、無事一日の作業を終了した。今日は、初参加の氏家さんの林内紹介を含め以下のような多様な作業を実施した。

  1. 車道整備:林内整備のために車が通れるように、予定地の横木や杭を撤去し、樹木2本を移動。
  2. 洗物置場の改修:イノシシにより壊された洗物置場を修理。
  3.  イベント用カブトムシの幼虫の生存確認:落葉溜では暖かい落葉に囲まれた冬眠中の幼虫は丸々と太り、育っていた。
  4.  玉切りと薪割り:第3広場の前回伐採のコナラを玉切りにし、薪割りをした。安全な薪割り方法を学びつつ、作業者の連携で作業は完了。
  5.  玉切りと運搬:第2広場南側の前回伐採のクヌギを榾木用に90㎝に玉切りし、榾木設置場所脇に搬送。
  6.  観察ルートの点検:先日の雪で折れた樹木について、東・西尾根で計7本の要処分樹木を確認。階段の杭が突き出ている箇所が散見され、危険なので3月以降修理をすることとした。
  7. 藍染め:午前中に準備し、午後から藍染めを体験。布を折り畳み、ビー玉や板で文様付をする。濃淡、様々に染め上がった晒やトートバッグは愛着のある一枚になるのでは・・・
  8.  榾木設置場所の整備: 3月の榾木駒打ちのため、古い榾木は撤去。丸く小さな冬菇が出始めた榾木は天地返しを行った。

参加者: 19名 家、池田、稲葉、氏家、大橋、小野、葛西、上林、熊木、桒原、小勝、芝原、野間、林、福山(報告)、星野、前田、槙田、森田