主催:聖パウロ高等学校父母会、実施:森林インストラクター東京会所属 パウロの森くらぶ

聖パウロ学園高等学校父母会(全日制)イベント

木の実のリース作り

2021年12月11日(土)

【場所】聖パウロ学園高等学校の学校林(パウロの森)


パウロの森の散策を通じてPNPでの生徒達の活動内容を父母会会員に紹介し、自然の素材を使ったクリスマスリース作りを行いました。


木の実を使ったリース作りは、親子向けイベントに続いてこの冬2回目の開催です。PNP(パウロネイチャープログラム)の活動を森を散策して紹介する事、自然の素材を使ったリース作りを楽しむ事を目的に実施しました。

 

リース作りは、予め準備したリース台(ツルやカイヅカイブキの葉付きの枝を巻いた物)を選び、班長の説明のもと、松ぼっくり、ヒマラヤスギやヒノキなどの球果、トチの実、ドングリ、ヒイラギなど様々な木の実を付けていきます。時折、他の班の作品と見比べながら、各々が工夫を凝らし、持参したリボンや飾りも加え、カイヅカイブキのリースは青々した葉でボリューム満点に、ツルのリースは沢山の木の実で賑やかな印象に仕上がりました。

森の散策は、PNPの活動を紹介しながら森を歩き、間伐や散策道の整備、間伐材を使ったアスレチック広場の遊具やベンチ製作などに取り組んでいる事を説明しました。実際に学校林の様子を見ることで、生徒達が力を合わせて、そこで取り組んでいることを実感できたと思います。また、サンショウの葉やクロモジの枝、フユイチゴ、ツルリンドウの実などを見つけ、五感を使った植物観察を楽しんでいただきました。普段足を運ぶことの少ない森での活動は、「いい運動になった!」「子供からはあまり話してくれないPNPの活動内容がよくわかった」などの意見をいただきました。12月の森は寒く、竈で暖を取りながらの作業でしたが、参加者は寒さを忘れるほど集中して個性豊かなリース作りを楽しんでいました。豊かな自然の恵みを堪能した一日になったと思います(写真上:作成したクリスマスリースを手に記念撮影 写真下:いまだ美しいツルリンドウの実)


【参加人数】父母会会員及び家族 24名(うち生徒2名、子供1名)、広報3名

【スタッフ】前田(幹事)、飯塚、望月、小川、小野、得能、古谷 計 7

【報  者】得能 寿子