聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
ボーイスカウト「森林愛護章」講習会
20211024日(日)
開催場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


ボーイスカウト技能章「森林愛護章」の内容にかかわる樹木の名称・用途・特性、森林内の作業経験(除伐整備)、自然観察と火の扱い方について講習を行った。


コロナ禍で中止になっていた「森林愛護章」の講習会がパウロの森で開催された。当日は秋晴れの下、東京都内の各所から39名のスカウト達がこの講習会に参加した。久しぶりの野外活動にスカウト、担当委員の方々も笑みをこぼされていた。講習の内容は、火おこし・消火実践、林内自然観察(灌木・喬木・用材・害虫・害獣の説明)、除伐と玉切り・薪割体験。火おこし・消火実践は30分という短い時間であったが、スカウトたちはさすがに慣れていて、時間内に終えることができた。林内自然観察ではパウロの森の植生が豊かなことを観察してもらった。晩秋の中、木々の隙間からさし込む光や陽だまりの感触を楽しんだ。午後は、大鋸を使い、径30cmのスギの玉切りに挑戦。さらに大斧による薪割りも体験。大斧による薪割は、参加者のほとんどが初めての経験で悪戦苦闘しながら何とか薪割を行うことができた。除伐整備は、剪定鋏みや手鋸を使用し、アオキなどの低木の除伐整備を行った。午前・午後と長時間のプログラムではあったが、事故もなく講習会を終え、スカウト全員修了証を手に帰宅の途についた。(写真は修了証書授与の様子)


【参加者】スカウト39名、ボーイスカウト東京連盟担当委員7名、見学者2名

【スタッフ】森田(主幹事)、林、飯塚、池田、長岡、槙田、芝原、前田、内藤

【報告者】内藤公雄


開会式

丸太切りをする

火起こし体験

薪割りをする

火消し体験

閉会式