聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
ボーイスカウト「森林愛護章」講習会
2023820日(日)
開催場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


火熾しと火消し、自然観察、ボーイスカウト技能章「森林愛護章」に関係するる樹木の名称・用途・特性について説明し、森林内の作業を体験(除伐整備)してもらった。


暑い日が続いている日曜日にボーイスカウトの「森林愛護章」の講習会がパウロの森で開催されました。制服姿のスカウトたちがパウロの森に集まり厳粛な開会式を行い、作業に適した服に着替え講習会が始まりました。講習会のねらいは樹木の名称や用途、特性を知ること、森林内の作業体験をし、自然観察と火の扱い方を学ぶことです。

 

スカウトたちは4班に分かれて火熾しと消火方法を体験します。最小限の火付け方法、完全に消火をする方法を体験し学びました。次にヘルメットを付けて林内の観察に出掛けます。その中で樹木の名称、特性や害虫の話を各班長から聞き五感を使って楽しみながら学び、害獣の話にも耳を傾けていました。

 

午後からは森林内の作業体験です。除伐、玉切り、薪割りを体験しました。指導者から説明を受け作業を始めました。除伐は対象であるアオキやササを暑さも忘れて熱心に剪定鋏や手鋸で伐採しました。整然と綺麗な登山道が現れました。玉切りや薪割りも最初はぎこちない鋸や斧の扱いも個人差はあれど徐々に慣れ、何よりも一生懸命な姿がとても印象的でした。

 

盛り沢山の講習でしたが、充実感に満ちた笑顔の様子がとても微笑ましく思いました。スカウトたちは厳粛な閉会式で修了証を受け取り講習会は終了しました。暑さの中でしたが、何事も無く無事講習会を終えることが出来ました。


参加者:日本ボーイスカウト東京連盟26名、担当委員6

スタッフ:パウロの森くらぶ 幹事:林公康 班長:飯塚義則、日比典子、稲葉力、管原耕、アシスト:森田寛臣、星野寛、小野梨香(報告)