聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2021
4月第一火曜日定例活動
2021年4月6日(火)晴れ

場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)


3ヶ月半ぶりの定例会、既にソメイヨシノの花の時期は終わり新緑の季節である。ひっそりとしていたはずのパウロの森も今日は賑やかで皆の顔も明るくワクワク感満載で見ているだけで笑みがこぼれる。2021年最初の定例会でもあり、御神木の「サワラ」の大木のもとで、新年度の安全を祈願、参加者全員がお神酒を交わし一年間の安全と無事を誓い、活動を開始するにあたり気持ちを新たにした。今日は以下の狭牛を行った。

 

◆ 椎茸原木の玉切りと運搬

伐採済のコナラ等を椎茸の原木として利用するため、玉切りして菌床作業をする第一広場へ運搬したが、伐倒後の時間がしていて原木として利用できる材は少なかった。そういう材は薪に利用することとした。

◆ 植菌と仮伏せ

原木にドリルで穴を開け椎茸菌の駒を埋め込む作業を実施した。作業前にレクチャーを受けた未経験のメンバーが行った。初めは慎重にチョークで駒打ちの穴の位置に印を付けていたが、慣れるに従って印は簡略化され作業も早まった。

◆ 小屋横の薪置き場の増改築と、薪の収納整備

古くなった薪置き場がの立替作業を実施。今日は骨組みまで完了。薪を積むのは次回とした。

◆ タデアイ関連作業

畑に土壌改良のためのもみがら燻炭をまいて肥料を入れた。次回には植えたいが未だ芽が出ていない。空いている場所に窒素を固定するマメ科の植物を植えたい。サルやイノシシを招いてしまう作物は避けたいので何が良いか検討中(エダマメ?)

◆ その他

伐倒した材を利用して案内標識を作成した。1mの柱の半分を縦割りし、次回文字を入れる予定。

 

作業終了後、道具の手入れ、作業後ミーティングで作業内容確認及びヒヤリハットの確認し散会した。その後、有志で春の花々を愛でにパウロの森の散策をした。先ず、ヤマブキの花が見事な山吹色に輝く、クロモジ(花)、スミレ類(タチツボスミレ、エイザンスミレ、ヒナスミレ、ナガバノスミレサイシン)、トリカブトの株が増えていて猛毒だが秋の花が楽しみ。オトコヨウゾメ(花)、アオダモの白いフサフサの花が見事であった。ニオイタチツボスミレが群生し、皆で顔を地面に付けて香りを嗅ごうとしたが誰も確認できなかった。久しぶりに初春の空気を心ゆくまで吸い、パウロの森の1日でを楽しんだ。 


参加者:21

飯塚、家、池田、伊藤、稲葉、上林、岸本、小林(寛)、小林(槇)、佐々木、清水、長岡、野間、林、前田、槙田、水木、望月、森田、山口、星野(報告)


タデアイ畑

ほだ木への駒打ち

野球場近くで咲くオカスミレ

薪置き場の増改築

ほだ木の穴開け

森散策で見つけたエイザンスミレ



聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2021
4月第三土曜日定例活動
2021年4月20日(土)晴れ

場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)

新型コロナウィルス感染症拡大防止のため中止となりました。


自主活動