「春の」カブトムシの飼育教室 2023年4月23日(日)


少し肌寒い朝になったが、予定時間通りに9:30頃には元気な子どもたちとともに参加者全員がパウロの森の広場に集合した。開会式や準備体操等を終えて早速、カブトムシのペットボトルハウス作りの説明が始まった。黒土と腐葉土の入れる分量やそれが何故必要なのかを誰一人騒ぐことなく真剣にじっと聞き入っていて、昆虫も大切な生命として飼育するという姿勢の参加者を嬉しく思った。
各班に分かれてペットボトルハウス作りが始まり、黒土、腐葉土を入れた後、いよいよ次は第二広場へ幼虫を探しに行く。スタッフがあらかじめ幼虫がいる土と腐葉土をブルーシートに広げているのだが、土の中に潜っている幼虫はどこにいるのかは見えない。
親御さんも子どももそっと幼虫を傷つけないように軍手を着けた手で土の中を探って見つけ出しては大喜びだ。大きなものはおそらくオス。少し小さめがメスということで両方お持ち帰りのご家族が大半だった。うまく育てて次世代に命をつなぐよう大切にすることだろうと思う。ペットボトルハウスを大切にしまった後は森の自然観察だ。
シイタケの榾木、なめこ栽培の様子を見て、更に進み第二広場の落ち葉溜めも観察、そこでスタッフが掘り起こしてまだまだたくさんいるカブトムシの幼虫を披露すると子どもたちも喜んで見ている。大人もそんな珍しい光景を感心しながらじっと眺めていた。
春の小さな花の説明や芽吹きの様子の説明、スノキの酸っぱさやサンショウの香り、ヤブムラサキの葉のふわふわした触感等五感を使って楽しんで頂いた。子どもたちも静かに聞いていて説明のし甲斐もある。
そしてお昼を挟んで午後は「ドングリの綱渡り」知恵の輪づくりだ。
子どもたちにノコギリを使ってエノキの枝を厚さ1センチほどに玉切りをしてもらう。各班長に教えてもらいながら両手を使ってノコギリを使う姿に親御さんはビデオを撮ったり写真を撮ったり、わが子の成長に目を細めて、なんとも微笑ましい姿だ。
大人がやってもなかなか高度な知恵の輪だが、柔軟な頭の子ども達の中にはちゃんと出来た子もいて感心した。そうして振り返りやアンケートを書いて頂き、各班から代表で感想を述べてもらうお子さんを選んでもらい、一言発表してもらい、各々カブトムシや森の散策など楽しかったようでスタッフ一同もホッとする。幹事のきめ細かい準備とスタッフにも事前に詳細な説明とアシストのフォローにより順調に行程が進んで予定より早く帰路について頂くことが出来た。
ご参加頂いたご家族のみなさま、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。