NPO法人 森づくりフォーラム主催、パウロの森くらぶ実施
初心者のための森づくり体験会2022
2022年 5月29日(日)

ハプニング:エゴノキの枝に大きな青大将が二匹
ハプニング:エゴノキの枝に大きな青大将が二匹

 特定非営利活動法人 森づくりフォーラム主催「初心者のための森づくり体験会2022」~初夏の森~の先陣を切って5/29(日)にパウロの森で実施しました。この体験会は2018年から実施している公益社団法人 国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド」助成事業です。東京の森でFUN!FOREST‼ のテーマで、森づくりの魅力を多くの方に知って貰うために、東京の森づくり団体が協力して実施しています。

 

 大久保バス停からパウロの森に向かう道で、ハプニングがありました。坂道の真上に張り出した、エゴノキの枝に大きな青大将が、しかも頭が二つ、二匹の大きなヘビが絡まっているのを見つけました。都会では見られない光景です。ヘビを見ると金運に恵まれるとか・・。

 

集合写真:5mの長さの奇麗な材ができました
集合写真:5mの長さの奇麗な材ができました

 パウロの森の広場で開会式を行い、主催者から“森づくり作業の楽しさを体験して下さい”、パウロの森くらぶ側から“楽しく安全に作業を”の挨拶のあと、スタッフ・参加者紹介、プログラムの説明、安全注意がありました。その後、伐倒部の模型を使った間伐作業要領の説明を聞き、大人も子供もヘルメットと鋸と剪定鋏みを身に着け、間伐作業場所に移動しました。

 伐倒木の周りで、間伐の目的と作業手順の説明を聞き、参加者全員で間伐作業を体験しました。直径27cm高さ20mを超えるスギが対象です。伐倒木の周りの整理作業から、鋸を使って受け口切り、追い口切りの作業を交代で行い、最後にロープを引いて重心を移動、ズシーンと地響きを立てて倒れました。

 伐倒後に切り株を囲んで、受け口・追い口切りの作業が適切であったことを確認しました。子供たちは年輪を数えていました。給水休憩の後、枝払い、玉切り、皮むき作業を行い、長さ5mのきれいに皮を剥いた材が出来あがりました。剥いた皮を持って参加者・スタッフ全員で集合写真を撮りました。

 午後は、伐倒して玉切りした材の輪切り作業を行いました。伐倒材の先端部の直径10cm程の丸太を厚さ1cmの薄切りから厚さ10cm程の厚切りにしました。もっと太い丸太を切りたいとの要望があり、伐倒木の根元側の玉切りした材(直径25cm)を厚さ5cm~10cmに輪切りにしました。

 最後に使った道具を手入れして作業終了。閉会式で怪我が無かったことを確認、主催者とパウロの森くらぶ代表から今後のイベントについての紹介があり、森づくり体験会を無事に終了。参加者は伐倒した丸太を輪切りにした体験会参加記念品をリュックに詰めてパウロの森をあとにしました。 


【参加者】 参加者10名(うち子供4名、2家族)、主催者2名

【スタッフ】 森田、芝原、熊木、内藤、サポート 林、清水、岸本、窓口 槙田

【報告者】 槙田〔報告・写真・HP


フォトギャラリー:                                    写真をクリックすると拡大し解説が表示されます。


本事業は、国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド事業」の支援を受けて実施しています。