主催:聖パウロ学園高等学校 実施:パウロの森くらぶ

パウロネイチャープログラム(PNP)1年生後期

~間伐材の活用と自然観察~

2023年10月25日(水)

開催場所:聖パウロ学園高等学校の学校林(パウロの森)


【実施概要】1年生後期PNPとして、前期PNPの間伐で作った材を使った丸太椅子作り体験とパウロの森南側を歩いて自然観察を実施。


1年生後期のPNPのテーマは「間伐材の活用と自然観察」、7月の前期PNPで作った直径25cm程度、長さ2mの材を使った丸太椅子づくりと、パウロの森の南側半分を歩いて「自然観察」を行いました。

 

開会式で、本日の作業の説明とパウロの森くらぶ代表の挨拶「森林は地球温暖化防止など色々な役割を果たしていることを認識して下さい」の後、準備体操を行い、9班に分かれて丸太椅子づくりに取り組みました。用意された直径25cm程度で長さ2mのスギ丸太を切って丸太椅子を2人で1脚作ります。

 

班長から作業手順の説明を聞いてから、伐倒時の受け口を切る要領で、椅子を持つくぼみを作り45cmの長さで切断、前面にパウロの森に棲む動物の絵を描き、仕上げに防腐剤を塗りました。タヌキ、イノシシ、サル、ウサギ、ムササビ、リスなどの絵を描いた丸太椅子が40個程できました。

 

午後は、パウロの森の南側半分を歩き自然観察です。森の広場から東尾根を上り、急坂のジグザグ道を通って滝ノ沢林道に出て、見晴台からの景色を楽しんだあと、林道を戻ってジグザグ道を下り、雑木林からアスレチック広場を通って森の広場に戻りました。クロモジやサンショウの香り、針葉樹と広葉樹の違い、楢枯れ菌による立ち枯れ、タヌキのため糞などパウロの森の豊かな自然を観察しました。

 

広場に戻ってから、使った道具類の手入れと一日の振返りを行ってから閉会式を実施しました。自分たちで伐り倒して作った材を使った「丸太椅子」作りを体験し、午後は広いパウロの森を歩いて森の恵みと豊かな自然を体感したものと思います。(写真:活動前の準備体操)


【参加人数】生徒85名、先生6名

【スタッフ】幹事 槙田(報告)、班長 林、小川、熊木、森田、小野、室伏、星野、中林、野間、アシスト 飯塚、清水、前田