聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
10月第一水曜定例活動
2018年10月3日(水) 曇り 場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)

 9月30日(日)の夜中に吹き荒れた強風により、パウロの森でも多くの倒木、落枝、掛り木が見られた。今後各種イベントが予定されている中で、イベントが安全に実施出来るように、倒木・落枝・掛かり木の処理と山道の整備を行った。

午前中は4つの班に分かれて、次の作業が行われた。
(1)山道の整備: 雑木林・西尾根・東尾根で倒木、掛り木の処理をおこなった。(この班は午後も継続)
(2)アスレチック広場の整備: スギを伐倒し、ベンチ用丸太 を準備した。
(3)イベントの準備: PNP及び保護者会でのリース作成の為に、アオツヅラフジの蔓を採集して48個のリース枠が出来た。
(4)小屋の整備: 古いヘルメットの処理と、子供用ヘルメットを初めヘルメットの個数をコンテナに明示し、管理方法を徹底した。

午後は3つのコースに分かれて、植物調査を行った。この植物調査は毎年春と秋に行われているもので、希少な植物の保護と自然観察会の資料として役立てることを目的にしている。最後に道具の手入れ、各班ヒヤリハットが無かったことを確認し、解散しました。

秋たけなわのパウロの森では、カシワバハグマが満開、オヤマボクチのとげとげの蕾が大きくなりました。まだシイタケ圃場では秋子の姿を見かけません。

 参加者(19名): 飯塚、家、池田、伊藤、稲葉、猪瀬、入江〔報告〕、上村、上林、小勝、清水、瀧浪、長岡、中川原、林、前田、槙田〔写真補足〕、森田、山口、山本

台風の暴風でコナラが根返り

アスレチック広場の整備

ヘルメットを整理整頓

山道を塞ぐコナラの倒木を処理

リース材料のアオツヅラフジを採取

秋の花「カシワバハグマ」


聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
10月第三土定例活動
2018年10月20日(土) 曇晴れ 場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)

 

 私にとっては久しぶりの定例活動参加、朝日差す「パウロの森」での「安全手帳」の読みあわせが、まるで日曜学校の「聖書」の音読のよう。安全な作業の為、正に我々の「バイブル」なのだ、と気が引き締まった。

 本日の作業
① アスレチック広場の整備:研修兼の伐倒
 危険を知らせる笛の音が弱かった(笛吹きは慣れないと意外と難しい)馬場に近い場所では倒木の地響きが影響する恐れがあり、馬場への事前連絡が必要。

② 沢向こうの未開発地の台風影響調査
 稲葉探検隊長の行軍は厳しく、道なき道を使命を帯びながら踏査する任務は、緊張を伴いながらも野生の血が騒ぎ楽しむ。被害は少ないとの予想に反し、倒木、折木、懸り木をポイントで確認。ポイント木の消えかけたナンバーを上書き、通路に当たる部分で除去作業などが必要な障害木に黄色のテープを貼った。

③ PNP等のイベントの準備
 ベンチ用に倒木したものの皮むき作業が、冬支度の季節の所為か難航する木もあった。(上手く剥ける木もあり、個体差、技術差?)

④ 山道の整備
 各ポイントに分かれ適宜おこなった。池田班は、東尾根の東屋の再生、展望の確保が出来たらいいな・・・と夢を描きつつ、枯損木の除去などを行った。昼食後には、槙田さん差し入れの沢山の甘い柿、水木マイスターの香り高きコーヒー(モカ・マタリ?)が供され、森の憩いのひとときを楽しんだ。

 道具の手入れ、後始末、作業報告、安全確認(ヒヤリハット事例ナシ)を行い解散となった。

 参加者: 11名
 報告者: 廣川妙子

伐倒した材

危険木処理の準備

危険木の処理後