このイベントはほぼ学園で企画し、パウロの森くらぶはあくまでサポート役です。先生達の指導の下、生徒自身がお祭りを設営し自分たちで楽しみ、お互いの交流を深めることを目的としたイベントです。

5班に別れて班毎に役割が決められて、午前は竹の流しそうめん、ヨーヨー釣り、水鉄炮の的当て等の準備設営、そして昼食用の焼きそば作りです。午後は午前中に設営した遊具も利用しつつ、東尾根を歩きながら幾つかの目標をクリアしていくネイチャーゲーム。そして森の広場に戻ってきたら今度はいよいよ夕食作りです。

マッチを使ったことがない人も、包丁を上手く使えない人もいた様でしたが、カレー、串焼き、スープ、フルーツポンチ、飯盒炊飯、それぞれ盛り沢山の食材を使っての調理で、どれも美味しく出来上がり満腹感と満足感でいっぱいの生徒たちでした。

真夏のデイキャンプ。生徒たちが自ら考え、協力し、そして隣の人を思いやりつつ作業する姿があちらこちらで見受けられました。初めての体験、発見もあったのではないでしょうか。普段、このような機会が少ない生徒たちにとってはお祭り気分を味わいリラックスできたかもしれません。先生方の企画に要したご苦労もお察し申し上げます。お疲れ様でした。私達も楽しい１日を過ごすことができました。(写真：開会式の様子と調理の場面）