主催:聖パウロ学園 共催:パウロの森くらぶ
パウロネイチャープログラム(PNP)通信制後期Ⅰ
~間伐体験(林業体験)とパウロの森探訪~
2024年10月30日(水)
開催場所 パウロの森(聖パウロ学園学校林)
前日来の雨が開講式の頃には止みましたが、当初予定のプログラムを午前と午後で入れ換えて実施しました。
午前中は生徒を3班に分け、芝生広場からヘルメットを装着し、パウロの森の東尾根から見晴台までを探索。雨上がりで滑りやすい道に注意しながら、スノキの葉やレモンエゴマの茎の香り、ガマズミの実の味、瓜のようなキジョランの実を眺めたり、4種類のサンショウの違いなどを楽しみました。見晴台では青空も見えてきて眺望を楽しめ、歩くことで学校林の広さを体感できたようです。
午後は生徒を2班に分けて、森の広場からヘルメット、間伐用の鋸、剪定鋏、手元ロープを装着して間伐場所へ移動。講師は伐倒用の模型を見せながら伐倒方法を説明し、伐倒木の周囲や足元を整えてからロープを掛け、笛で合図してから受け口切り開始。生徒は順番に鋸を挽きましたが、受け口の斜め切りは倒す方向を意識しながらいつも苦労する部分です。その後は追い口切りで、自分の番が済んだ生徒はロープ引きに回り、程なく樹上が揺れ初め、梢が掛かり木になりそうでしたが皆でロープを引いて無事に伐倒成功です。
その後、枝払いと玉切りと皮剥き作業をしました。皮剥きはこの時期になると木の揚げる水の量が減少するため、初夏のようにスムーズには剥けずに苦労しました。全ての行程が安全に終了して森の広場で閉講式の後に解散。生徒たちの充実した笑顔が印象的でした。(写真:見晴らし台にて)
【参加者】 通信制生徒 20名 先生:加藤先生、竹内先生
【スタッフ】幹事:中林 講師:中林、室伏(報告) アシスト: 飯塚、林、前田