主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)通信制前期

パン、シチュー、飯盒の食事作りと藍染め体験

2024年6月12日(水)

開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)


概要】午前中は火起こし体験、竹を利用したパン作りやシチュー作り、飯盒炊爨を午後は藍染めを互いに協力しあいながら経験し、コミュニケーションの大切さを学ぶ。


 朝から太陽の輝く天候の中、熱中症に注意しながらのPNPとなった。午前中は1班の竹パン作りと2班のシチュー、飯盒、藍染の煮出し、火起こしに分かれての作業となった。パン作りの竹の器作り、シチュー作り、飯盒炊爨など、互いに助け合いながら作業をし、時間通りに昼食の準備が完了した。飯盒のご飯やパンも上手にできあがり、シチューも彩りよく、皆で美味しく食べることができた。後片付けも手分けしてスムーズに行えた。

午後は4班に分かれて藍染を行った。スタッフの説明後、各自思い思いにビー玉、棒、板などを輪ゴムや紐で縛り模様を想像しながらの楽しい作業となった。朝から煮出した藍の染液に「せ~の!」で一斉にTシャツ、ハンカチ、手ぬぐい、エコバッグなど投入する。藍が均等に染まるように熱い染液の中で重なった部分を広げ中まで染まるように丁寧に作業を行った。匂いが苦手な生徒もいたが、想像以上の作品が出来上がった。ロープに作品を吊るし鑑賞、出来上がりに満足な様子であった。始めは戸惑っていた生徒達も声を掛けるとお互いに助け合いながら作業をしていた。パウロの森の自然素晴らしさと皆で力を合わせて協力しながらものを成し遂げることの大切さや喜びを感じて貰えればこんなに嬉しいこはない。

 スムーズに作業が進んだお陰で20分ほど時間が余ったので第二広場にブルーシートを敷き森林セラピーと称し寝転んだり深呼吸をしたり、各人が森を感じていた。森林は心を癒し免疫力を高める効果があると言われている。初体験であったが時間があれば実施してもよいと思った。 (写真は開会式の様子)


【参加者】 聖パウロ学園高等学校通信制生徒21名(男子:11名、女子:10名)、加藤陽和先生

【スタッフ】 幹事:日比典子(兼班長・報告)、班長:氏家清高、福山容子、アシスト:林公康、前田満子、飯塚義則