主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ
聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)エンカレッジスクール後期I
間伐体験とパウロの森探訪でパウロの森の自然を実感する
2022年10月26日(水)
開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)
実施概要:二班に分かれ午前中は間伐体験、午後はパウロの森探索を行った
朝はかなり冷え込んだものの、カラッとした最高の秋晴れに恵まれた。今回は通信制3年生12名が参加しての二班体制で実施。パウロの森広場で開会式の後、ヘルメット、鋸、剪定ばさみ、手許ロープを身につけて間伐現場へ出発する。
午前中は直径20cm以上もあるスギの伐倒。間伐の意味、木を倒す方法などの話を聞いた後、スタッフの指導の下、受け口、追い口を交代で切っていく。刃渡り37cmの大鋸は皆初めての経験ながら、とにかく体の中心に向かって自然にまっすぐ挽くことを心がけ、わりあいうまくこなしていく。梢が揺れはじめ、みなでロープを引くとほぼ目標通りに伐倒成功。歓声があがる。2メートルに玉切り後、第2広場まで苦労して運び、皮剥きも経験。生徒からは山仕事の大変さを実感したとの感想がでる。
午後はパウロの森の探索。イノシシの活動跡や植物を観察しつつ、東尾根からアサダ広場、ジグザグ道を経て滝の沢林道の見晴台まで往復した。眺望は最高。しかも復路では、ラッキーなことに20頭あまりのサルの群れに遭遇した。スギ林の樹冠を身軽に飛び回る姿には皆目を見張った。野生のサルがいる学校とはなかなかすごいと大盛り上がり。人数もコンパクトなうえ、先生のサポートも素晴らしく、充実した一日となった。(写真:展望台で目の前に広がる関東平野を背景に鬼澤先生と全員で)
【対象者】通信制3年生12名(男子8、女子4) 鬼澤先生 岡本先生
【スタッフ】幹事:飯塚 班長:上林、中林(報告) アシスト:林、飯塚 総合アシスト:前田