主催:聖パウロ学園高等学校、実施:パウロの森くらぶ
聖パウロ学園高等学校自然体験学習(PNP)1年後期
間伐材を利用する
2021年10月29日(金)
開催場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)
1年生後期のPNPのテーマは「間伐材を利用する」。前期のPNPで間伐し・玉切り・皮むきした材を使って丸太橋を制作し、アスレチック広場に丸太渡りの遊具として設置した。
開会式で安全注意と準備体操で体をほぐした後、9班に分かれて作業を開始した。午前中は橋脚作りで、直径15cm~20cmの細めの丸太を長さ50cm程に6本切って、防腐剤を塗る作業を、アスレチック広場と第二広場の2ヶ所に分かれて実施した。切る作業と防腐剤を塗る作業を分担して手際よく実施した班は、橋脚を埋めて立てるための穴掘りまで終わった。
午後は、橋脚材3本をカスガイで留めて組み立てる、所定の間隔で掘った穴に組み立てた橋脚を埋めて立てる、その上に直径20cm~30cm長さ2mの太い丸太を、力を合わせて載せカスガイで固定する作業を実施した。森の中にカスガイを大金槌でカンコンと打つ音が響いた。設置した丸太橋に一人ひとりの名前と好きなイラストを描き、防腐剤を塗って完成。橋と橋の間に「飛び丸太」を埋めて立てて作業終了。9本の丸太橋が繋がり、アスレチック広場の「丸太橋渡り」の遊具が完成した。
作業終了後は切り落とした残材の片付けと、使った道具類の手入れをして元の場所に収納した。班毎の振返りで、生徒から「丸太切りが楽しかった」「防腐剤を塗る作業が面白かった」「もの(遊具)を作れることが判った」「切ったり掘ったりカスガイを打ったりで疲れたが楽しかった」の感想があり、普段できない作業が森の中で楽しく体験できたようだ。閉会式の後で撮った全員集合の写真には満足そうな笑顔が溢れている。
参加人数:生徒73名、先生5名
スタッフ:飯塚、家、池田、小川(和)、上林、佐々木、内藤、野間、林、星野、前田、槙田〔幹事・写真・報告〕、森田
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