主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ
聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)2年前期
山道(階段など)の整備とタープ張りに薪割り
2019年7月23日(火)
開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)
前日夜まで天気予報も定まらず、雨天時プログラムも準備万端にして当日朝を迎えた。幸いにも曇りから晴れ間も覗く天気になり、皆は自然とにこやかな表情に。81名の生徒を10班に分け、午前午後、作業内容を変えて山道の整備、タープ張り、薪割りを行った。
山道では階段の整備だ。既にある古木の横木と杭を新しい材に取り替える。全員ヘルメットをかぶり、トンガ、カケヤ、スコップ等の道具を使い、材を新しく取り替える。その後は滑らないように踏面を平らに慣らす。
次の作業はタープ張りだ。杭(ペグ)と竹のポールとロープを使う。ロープワークを一人一人に教える。タープと竹は巻き結び、杭(ペグ)には自在結びだ。案外、皆覚えが早い。最後は薪割り。直径20センチ、高さも20センチほどの丸太を斧を使っての作業。安全面には特に注意しながら最初は恐る恐る、少しずつ慣れてくると刃が狙った位置に当たるようになってくる。周りからは声援やら冷やかしの大きな声が飛び交う。
朝9時から15時まで初めての体験が続き、体力的にも精神的にも疲れたかもしれない。でもきっと貴重な経験として彼らの血肉になると思う。責任感や協調性の大切さを感じてもらい、生徒たちの成長の一助になれたとしたら幸いである。
【参加人数】生徒81名、他先生3名
【スタッフ】幹事:稲葉、 班長: 望月、福重、槙田、池田、家、福原、上林、森田、林康、熊木、
アシスト:中川原、前田、猪瀬、野間紀
【報告者】熊木
開校式での安全注意
やっと腰が入ってきた薪割り
いよいよタープを張るぞ
何度も言うけどね、こうやるんだよ
PNPとはパウロ・ネイチャー・プログラム(Paulo Nature Program)の略です。高校生を対象に「森林環境教育」を実施しています。