聖パウロ学園高校1年ネイチャープログラム報告
聖パウロ学園高校全日制1年生を対象にしたパウロネイチャープログラム(PNP)が10月20日(金)開催されました。当日は終日小雨でしたので、天候状況による雨天対応3案のうちの一つで対応を行いました。7つの班を2つのグループに分け、午前のプログラムと午後のプログラムを入れ替えて当初予定のプログラムを行いました。
V2教室に集まり開会式。挨拶、スタッフ紹介、安全注意を行い、それぞれに分かれプログラムの開始です。2つの大きなプログラムの一つは丸太ベンチを作り、森の広場に設置する。もう一つは、森の恵みを使ったネイチャークラフトです。丸太ベンチ作りは、パウロの森の第一広場に張ったタープの下で行いました。まずは丸太の土台(まくら)作り。丸太の土台になる台は、鋸を使って丸太材を切りますが、径があるので切るのも一苦労。丸太切りは交代しながら、合計6本の台材(まくら)を作りました。この台材3本を一つにし、両面をカスガイで止めます。丸太の隙間ができないようカスガイで止めるのがコツです。ここでも班の協力の見せ所です。そして、丸太2本の裏に細木を釘で打ちつけ、まくらがずれないようにします。丸太ベンチ作りは、チームワークが問われるところです。古い丸太ベンチを解体し、新しい丸太ベンチを所定の場所へ設置して完成。どの班が作成したか、わかるように班名を表示したプレートを丸太ベンチにつけました。
ネイチャークラフトは、聖堂横と教室で「よく飛ぶ竹とんぼ」、「小枝の壁飾り」、「デンデン太鼓」と「トトロの雨宿り」、「木の実のリース」、「ミサンガ」と「ドリームキャッチャー」、「竹筆・竹ペン」、「菜箸と箸立て」の7つのクラフトを行いました。学校からの話では、ネイチャークラフトは人気があり、生徒さんから事前に第四希望まで取り調整したとのことでした。生徒さん達は、楽しそうにクラフト制作に取り組んでいました。閉会式では、各班の班長が制作したネイチャークラフトについて発表し、副班長が丸太ベンチについてコメントしました。予定とおり、プログラムを終了し、解散しました。
参加人数: 1年生73名(男子57名、女子16名)
FITスタッフ: 11名
報告者: 内藤公雄