主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ

聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)エンカレッジ後期II

炊き込みご飯作りと自然観察

201911月6日(水)

開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)

聖パウロ学園高等学校には全日制と通信制があります。それぞれにPNP(パウロネイチャープログラム)があり、間伐体験や野外料理、自然観察などを体験してもらっています。

今回は通信制の生徒13人が参加し、野外料理と自然観察をしました。ほとんどの子が初めての火おこし、料理もほとんどやったことない、という状況だったので、包丁の持ち方などを丁寧に指導しました。

森ではナメコがたくさん出ていて、丁寧にハサミで切り取り、水洗いしたものを豚汁に入れると、とてもおいしくなりました。ご飯も美味しく炊き上がり、満足した様子でした。

午後は2班に分かれ、自然観察に出かけます。3年間通っている生徒でも、パウロの森を歩くのは初めて、という子が多く「広い!」と驚いていました。男子高校生は植物に興味が薄いので、香りがするもの、食べられるもの、不気味なものなどを選んで話をしました。

温かいクロモジ茶を飲みながらのふりかえりでは、「豚汁おいしかった」「歩き足りない」「楽しかった」などの意見がありました。

通信制のPNPは人数が少なく、生徒たちとゆっくり話せるのが楽しいです。高校3年生で進路が決まった子もいて、今後の就職先や進学先の話もしてくれました。

今後、旅先で朴葉焼きを食べるときや、サンショウの実を見たときなど、何かのきっかけでパウロの森を思い出してくれるといいな、と思いました。


参加者: 13名
FITスタッフ: 4名
報告者: 瀧浪邦子


なめこ採集

薪割り体験

森の散歩1

飯盒で炊く炊き込みご飯

いただきます

森の散歩2



PNPとはパウロ・ネイチャー・プログラム(Paulo Nature Program)の略です。高校生を対象に「森林環境教育」を実施しています。