2024年6月25日実施臨時作業

場所】パウロの森  聖パウロ学園高等学校学校林

【実施概要】パウロの森広場とアスレチック広場の間のコナラの伐倒


パウロの森広場脇のナラ枯れで枯損したコナラの大木を伐採しました。枝の落下などの危険を除くための早い機会の伐採の必要性と乗馬クラブが休日の火曜日以外の実施は困難とのことから、625日の今日、作業を行いました。伐採にあたっては、パウロの森最大級の大木であることから「追いづる切り」の方法で行いました。

 

伐倒したコナラは、直径は60cmほどの大径木で、広葉樹特有の捻れもあり、慎重に伐倒方向を定め、チェーンソーとチルホールを使っての作業となりましたが、目標方向に無事伐倒できました。樹髙は39メートルにわずかに足りない程度のかなり高い木でした。その後、枯れて脆くなった枝の枝払い、玉切り、玉切り後の木を伐倒木集積場に搬送しました。太い広葉樹の玉切りは針葉樹とは違って容易でなく、木質も硬いことからチェーンソーの目立てが不充分で切れが良くない場合、刃が木にしっかりと食い込まず空回りするだけで焼き付く恐れがあることがわかりました。刃が十分に切れることの作業の効率、安全性両面への大切さを学びました。

 

朝から蒸し暑い日でしたが、各人が充分な給水を心がけ、熱中症対策に留意しながら作業を行いました。昼食時にいただいた、西瓜、枇杷やパイナップルなどの果物のみずみずしさは格別で、作業の疲れを十分に癒してくれました。なお、今日は幹本体部分の玉切り作業迄全てを行うことはできず、次回定例作業に延期されました。


【参加者】 10:飯塚、家、小野、野間、林、星野、前田、槙田、室伏 (報告)、森田