聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2021年10月第一火曜日定例活動
2021年10月5日(火)晴れ
場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)
10月から、久しぶりの定例活動の再開となった。槇田安全担当の安全講話の後、安全確認を行い夫々の作業を開始。ナラ枯れ病の影響もあるが今年は枯損木が多く、今回はそれらを中心に作業を行う。
1東尾根東屋付近枯損木の撤去:ヤマザクラ、エゴノキ各1本とコナラ10本と、予定の2日分に当たる伐倒処理をした。枯損木の処理は難しく、予測不能な伐倒木の動きもあったが無事作業を終えた。
2 第二広場伐倒による拡張:直径40cm・樹高24mのスギを1本伐倒し、玉切り、枝払いを完了した。大径木のためチェーンソーを用いたが、チェーンソーの音で声による互いの情報伝達ができないので、今後工夫をすることとした。
3 エンカレッジ裏の森整備:アオキを刈り、スギ(直径20cm)1本と枯損木1本を伐倒した。エゴノキにかかり、時間を要したが、処理を完了した。
4 第三広場伐倒木の処理:以前に伐倒したコナラの玉切りを行い完了した。玉切りした材をそのまま運搬するのは難しいので、この場所で楔を使って薪割りするプログラムにする提案がなされた。
5 落ち葉溜めの点検・補修設計:タヌキ対策として12mmのコンパネ12枚を必要とすることとした。
6 落枝の危険枝のある木については、今後ツリークライミングの専門家に依頼、処理することで意識合わせが行われた。
(写真は処理後の枯損木)
参加者:飯塚、家、池田(報告・写真)、伊藤、稲葉、上林、佐々木、清水、長岡、野間、林、福重、星野、前田、槇田、水木、森田
枯損木を処理する
伐倒後の大径木
通信制校舎裏の樹木整備
聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2021年10月第三土曜日定例活動
2021年10月16日(土)晴れ
場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)
4月から繰り返し続いた緊急事態宣言のため、第三土曜日の定例活動は今年度最初の活動となった。朝少し雨がぱらついたものの作業開始時には影響がなく、作業前ミーティング、安全注意、準備体操を行い、各班に分かれて作業を開始した。15時作業後のミーティングを終え、ヒヤリハットもなく解散となった。
主要作業:スギ、コナラ、エゴノキの伐倒木の整理、PNP等で使用する杭の作成、竹で炊飯の試行、危険木の調査と伐倒処理、落ち葉溜めの補修
〇スギ、コナラ、エゴノキの伐倒木の整理
校舎裏手のスギ林で伐倒し、未整理となっていたスギとエゴノキの枝払い・玉切りをして整理した。また、恩方小4年生の出前授業で伐倒したスギやコナラの大木の枝切り落としをした材の整理を行なった。
〇PNP等で使用する杭の作成
第三広場で丸太にチェーンソーで切り込みを入れ、それを楔で割り、杭材を作成した。160本ほどを作成し、必要本数を作成出来た。先を尖らせるのは次回の作業となる。
〇竹で炊飯の試行
PNPで実施を予定している竹でご飯を炊いたりパンを焼くため、竈で試行した。ご飯は竹をアルミ箔でくるまなかったこと等で多少芯のあるものとなってしまった。熱を全体に回るようにとピザ窯風に竈をセットし直して竹に包んでパンを焼いた方はもっちりとして美味しいパンが出来上がった。
〇危険木の調査と伐倒処理
第二広場からジグザグの道、アサダ広場、東尾根に及ぶ範囲の危険木の調査を午前中実施。調査結果に従い午後はその危険木を伐倒処理した。第二広場近くの枯損木1本と東尾根のスギ6本を伐倒処理し、伐倒した材を利用して観察路の補修を行った。
〇落ち葉溜めの補修
雑木林に設置してある落葉溜めは隙間が多く、タヌキなどが入り込みカブトムシの.幼虫を食べてしまうことから周りをコンパネで養生して、隙間を塞ぐ作業を行った。広場からかなり離れた場所にあるためコンパネの運搬作業が大変であった。作業時間いっぱいを使って完成させることが出来た。
参加者数14名: 家、池田、伊藤、稲葉、上村、上林、得能、野間、福重、前田、槙田、望月、森田、林(報告)
作業前準備体操を全員で
PNPの為の杭を作成する
作業前の落葉溜
青竹でご飯を炊く
作業後の落葉溜
青竹を利用し焼き上がったパン