聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
9月第一火曜定例活動
2019年9月3日(火) 曇り
場所:
パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)
作業前のミーティングで本日の作業内容と担当を確認しました。体操、安全注意の後3班に分かれて作業しました。
(1)山道の整備(西の谷を渡る道を整備)
(2)倒木処理と間伐材の整理(集積してある間伐材を薪割り用に切断、チェーンソー操作の習得)
(3)薪置き場の整理(薪を積替えて整理)と薪割り(基本作業の習得と薪の補充)
山道整備班」は、西の谷を渡る道を、杭を打ち横木を固定して整備しました(杭と横木の材料は運ぶと大変なので、開発地で調達)。
「倒木処理と間伐材整理」斑は、東尾根(アサダ広場下)のコナラの倒木を処理しました。また、アスレチック広場の短かい間伐材や、道具小屋横の古い間伐材を薪用に切断しました。2メートルのものはベンチ用なので切断せず。
「薪置き場の整理」班は、古い薪と新しい薪の上下入れ替えにあわせて、台木の入れ替えやトタン屋根の設置等を行いました。また午後から行った「薪割り」では、指導を受けながら作業習得し薪を補充しました。
私は薪置き場整理班でしたが、薪を入れ替えしていると古い薪から大量の蟻、オオゴキブリ、ニホントカゲ等が出てきました。居心地の良かった巣を突然壊され、蟻が怒っていたのは間違いなく、私を含む2名が蟻に刺されました(私は背中を4箇所刺され、直ぐに薬を塗っていただきましたが終日ピリピリしてました。この痛みは小学生の時以来です)。大量の薪の入れ替えは初めての作業でしたが、石積のように薪の形を見ながら隙間なく積むこと、面を揃えること等も教えていただきました。
薪割りは何度も練習しましたが、なかなか思うようには当たらず、安全かつ効率よく作業するための注意点(持ち方、立つ場所、足の位置、力の入れ方、下の台木を狙って打ち下ろす等)を教えていただきました。また個人的に杉の樹の皮を剥く作業もやらせていただきました。何とか一本剥き終えた時は達成感ありました(ベンチになるのが楽しみです)。
作業後のミーティングではヒヤリハットは報告されませんでした。蒸し暑い1日でしたが雨もギリギリ降らず、作業を終えることができました。休憩時間にキノコを探しましたが、イグチしか見つけられずにいると、タマゴタケを見つけてきた方が私にくださいました。帰宅してから【日本のきのこ(山渓カラー名鑑)】で調べて、バターソテー(醤油少々)して食べましたが大変美味しかったです。パウロは豊かな森ですね。
(注)写真はセンニンソウ。キンポウゲ科の植物で今の時期、白く美しい花をつける。
参加者18名:飯塚、家、池田、稲葉、猪瀬、上林、小勝、小林(寛)、小林(槇)、佐々木、清水、代田〔報告〕、長岡、中川原、原田誠、廣川、槙田〔写真〕、森田
杭を打って谷間に横木を設置
薪棚の新旧薪の入れ替え
間伐材をチェンソーで切断
斧を当て掛矢で叩いて薪を割る
斧を振り下ろして薪割りを練習
聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
9月第三土曜定例活動
2019年9月21日(土) 曇り
場所:
パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林)
秋雨前線の影響で数日前からの予報は雨だったが終日雨は降らず、曇り空の下で気温もあまり上がらず、以下の作業を快適に実施できた。
◆ 共用の道具の整備
会長より共用の3点セットの道具(鉈、鋸、剪定鋏)の手入れ不良によるサビの発生、使用目的以外の不正使用による変形、欠損がみられるとの指摘があった。全員で洗浄し、以降共用の道具を使用した後は手入れを十分に行うよう確認した。
◆ 間伐材の皮むき
PNP1年生のベンチ作りのため直径10cm~20cm、長さ2mの間伐材を皮むきし、グラインダーで仕上げ研磨した。午前・午後で36本の皮むきを終了した。目標は40本で残り4本となった。
◆ 藍の刈り取り
聖パウロ学園ゲート前左手の蓼藍を栽培している畑(幅2m、長さ10m)の全体の3/4を鎌で刈り取った。広場に運び、直径4cmくらいの束にして元を梱包用ロープでしばり、乾燥させるため小屋の軒下にロープを張り、藍の束を吊るした。思ったより時間がかかり、他のメンバーにも作業を手伝ってもらった。
◆ 道具のセッティング
新しく購入した子供用のヘルメットを90個、小屋に整理して収納した。
◆ 台風の影響調査
東尾根では12本の倒木と6ケ所の道の要補修箇所があった。西尾根ではビオトープ北側で直径37cm、長さ35mの倒木の他7本の倒木があった。次回以降の作業に組み込む必要がある。
道具の手入れ、作業後のミーティングで作業内容確認、ヒヤリハットの確認後散会した。
参加者16名
準備体操
刈り取った蓼藍を束ねる
丸太材の皮むき
軒下に蓼藍を吊す