聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
                             7月第一水曜定例活動

 

場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校 学校林)
2018年7月4日(水)午前中小雨、午後晴れ 

 

まず全員でハチトラップを用意し、5月に設置したものと交換しました。回収したトラップには、スズメバチの女王バチが2匹、働きバチが25匹ほどかかっていました。今のところ、まだ巣は確認されていませんが、イベント実施の際はくれぐれも注意しなくてはと思いました。

午前中は時折雨が降る中、PNP(パウロネイチャープログラム)に向けての伐倒作業指導の研修、広場の整備を行いました。伐倒作業指導の研修では、初めて木を伐る高校生に対して適切に伐倒作業が指導できるように、伐倒の目的、作業の手順、作業を指導するポイントなどを説明した後、4本のスギを伐倒して指導方法を学びました。広場の整備・草刈りでは、オカトラノオ、ツルニンジン(ジイソブ)など花が咲くものは残してきれいにしました。

昼食後はまた全員で、通称アスレチック広場の、間伐作業で発生した小枝の片付け、簡易トイレの設置場所検討(いつもの場所の上にかかり木があるため)などを実施しました。絶対に事故は起こさないという信念が感じられました。

午後には雨はやみ、引き続きの作業の他、テーブルの脚作りもしました。新しいテーブルの脚は、7月15日(日)のカブトムシのイベントから使用する予定です。草木染め用のタデ藍の手入れも実施されました。東尾根の見晴らし台も伸び放題になっていたススキと萩を刈り取りすっきりしました。最期に使った道具の手入れ、作業内容の確認、ヒヤリハットの報告をして解散しました。

夏を迎えたパウロの森では、オオバギボウシの蕾が膨らみ、オカトラノオが涼しそうに風に揺れ、キビタキやセンダイムシクイ、アオバト、サンコウチョウの鳴き声が聞こえ、ノコギリクワガタが樹液に集まり一年で最もにぎやかな森になっています。また、8月1日の定例作業後に、ブルーベリー摘みが予定されています。パウロの森を訪れたことのない方も、ぜひ一度お越しください。

 参加者(24名): 家、池田、伊藤、稲葉、猪瀬、上林、熊木、小勝(報告)、小林(寛)、小林(槇)、清水、瀧浪、内藤、長岡、中垣、中川原、林、原田、福原、前田、槙田、望月、森田、山口

女王バチ2匹、働きバチ25匹、ノコギリクワガタも

テーブル架台の脚を補強

夏の花その1(オオバギボウシ)

伐倒作業の指導方法を学ぶ

伐倒作業の指導方法を学ぶ

夏の花その2(オカトラノオ)


聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
第三土曜日定例活動
2018年7月21日 場所:パウロの森(聖パウロ学園高等学校 学校林)

 

 午前中の作業は、倒木処理、テーブル作り、新規調達のヘルメットの整理等。今回が初参加の2名(小川和恵さん、藤岡)は、長岡さんの案内でパウロの森の中を歩いた。サワラの巨樹(御神木)、第二広場からクヌギ林を登って林道に抜け、林道からの遠景を楽しんだ。東尾根を下り、マリア像の横を通り、見晴の丘へ。学校の裏から西尾根へ。東京ドーム5倍ほどのエリアの主要部をぐるっと1周、丁寧に案内して頂いた。食事の後は、福重さん指導の下、全員でロープワーク研修を受けた。基本的な結びを10種類ほど手ほどきを受けたが、なかなか自分のものになっていないことを再認識しました。練習しなければ!その後、枝打ち作業の研修が予定されていたが、暑さの為に疲労も出ていたため、高所での作業は中止。福重さんから「正しい枝打ち」を資料を使っての説明を受けた。材木の価値を上げるために実施される枝打ちの諸注意、留意点等を教えて頂いた。予定より1時間ほど早めに本日のプログラムを終了した。
 うだるような暑さで、熱中症が危惧されたが、ペットボトルの水を凍らせて身体を冷やしたり、水分を多めにとる、日影で休憩する等で対応し、全員無事に帰りのバスに乗り込む事ができた。

 参加者: 26名
 報告者: 藤岡眞

準備体操

テーブルの塗装