9時40分から森の広場で開会式を行い、代表幹事の挨拶、パウロの森の紹介、準備体操、安全の注意のあと、4つのテーブルに分かれて「クラフト作り」に挑戦しました。今回のメニューは「エンピツブローチ」「檜の実ブローチ」「栃の実ストラップ」「ブーブー笛」「ブンブン独楽」「木のプレート」の六種類です。
それぞれ担当スタッフから作り方の説明をきいて、電動ドリルで穴を開けたり、鋸で丸太を薄切りにしたり、好きな絵を描いたり、色鮮やかに彩色して、六種類全部を作りました。自分で作ったブーブー笛を鳴らし、ブンブン独楽を勢いよく回して遊びました。作るのが楽しくて、多くの子供達が3つも4つも作りました。また、子供だけでなく保護者の方にもクラフト作りを楽しんで貰いました。
森の中で蝉しぐれを聴きながら食べるお昼ご飯の味は格別です。食後の休憩時間には、森の中に張ったロープ渡りとハンモックで遊びました。
午後は、2班に分れて森の自然観察です。シイタケ・ナメコの栽培エリア、落葉貯め、森の広場から広葉樹の林を通り、東尾根に上ってパウロの森を一回りしました。良い香りのする葉っぱの匂いを嗅いだり、棘のある木に触れたり、昆虫のレストラン(樹液の出ている椚)で蝶やカナブンを観察したりと、五感を使って楽しみました。
子供達から『いろいろ作って楽しかった』『森の中面白かった』の感想がありました。安全な使い方を指導すれば、小学校の低学年の子供でも、鋸や小刀や電動ドリルなどを使って様々なクラフト作りができること、そして子供も大人も自分で何かを作るのは楽しいことなんだと実感した一日でした。