9時50分からの開会式で代表幹事の挨拶、準備体操、安全の注意のあと、早速カブトムシの飼育教室です。 卵→幼虫→蛹→成虫になるまでのカブトムシの一生についてと成虫の飼い方についての話を聞きました。
その後、持ち帰り用の虫かごに腐葉土を入れ、講師が飼育したカブトムシの箱からオス・メスのつがいを取り出して、自分のかごに移しました。カブトムシを恐る恐る触る子供、慣れた手つきで掴む子供、それぞれ楽しそうです。
その後、3班に分れて森の自然観察です。 シイタケ・ナメコの栽培エリア、落葉貯め、炊飯用のかまど、炭焼きの窯、スギ・ヒノキの針葉樹林、クヌギ・コナラの広葉樹林などパウロの森を一回りしました。
切り株の年輪を数えたり、セミの抜け殻を見つけたり、タマゴタケに触ったり、サンショウ・クロモジの香りを嗅いだり、土竜の遺体を見つけたり、コクワガタを捕まえたり、カナヘビを追いかけたりと色々楽しみました。 観察の特筆は、ミヤマクワガタを捕まえたこと、オオムラサキを見つけたことです。
森の中を歩き回ってお腹がすいたので、昼食をおいしくいただきました。 食後の休憩時間に、スギ林の中に設置した「ロープ渡り」と「ハンモック」を体験。 ハンモックは子供だけでなく保護者も楽しみました。
午後は丸太切り体験です。 直径10cm程のスギの丸太を1cm位に薄切りにして、皮を剥ぎ、紙やすりで磨いて、木のプレート、コースターを作りました。
初めて鋸を使う子供たちは最初は苦労して切っていましたが、2回目3回目は上手く切れるようになりました。薄切りに挑戦したお父さんは、見事に2~3mmの薄さのプレートを作りました。
閉会式では、子供達から『カブトムシを貰えてよかった』『丸太切り楽しかった』の感想がありました。 お土産のカブトムシ入の虫かごを大事に抱えて、パウロの森をあとにしました。