キリッと晴れた冬の日、25名の親子がパウロの森の広場に元気よく到 着して、幹事の挨拶でイベント開始です。体操など準備を終えて森の妖精探しに出発。
まず驚きの声は広場の「モズのハヤニエ」。カマキリが枝に刺さっています。次はキジョランの葉裏のアサギマダラと皆興味津々。森に分け入ってサンショウやらニワトコなど虫メガネで冬芽の妖精を見つけてもらいました。特に人気はカラスザンショウのニコチャンマーク。今回幹事のアイデアで冬芽を写真にとり広場に戻ったあと、PC画面で拡大しみんなで観察しあったことは、大好評でした。
昼からの草木染めはクヌギの殻斗で染色。1枚のハンカチにアルミと鉄使用の2色染めでビーダマやハシで絞りに挑戦してもらいました。このようにシンプルでバリエーション
もある草木染めは時間も少なく子どもたちにも簡単にできて大いに楽しんでもらえました。
お昼のお弁当の際には、温かいお汁粉、オモチ、焼きシイタケも。アンケートに3人がよかったとあえて記入するくらいとても喜ばれました。
冬の森のイベントとして、幹事がいろいろな趣向をこらし、今まで経験のない世界を見せることができていいイベントになったと思います。また今回は地元の八王子の方が多かったのもいい傾向で、本年のパウロの公募イベントを終了することができました。