主催:聖パウロ学園、共催:パウロの森くらぶ
聖パウロ学園ネイチャープログラム(PNP)1年
間伐材を活用し遊具「丸太杭の山登り」を製作・設置する
2022年10月24日(月)
開催場所:パウロの森(聖パウロ学園学校林)
実施概要:1年生後期のPNPとして、7月に間伐して造材した丸太を使って「丸太杭の山登り」を制作してアスレチック広場に設置した。
完成した遊具に乗って満足そうな表情の生徒達:左より「123班」、「456班」、[789班」
1年生後期PNPのテーマは「間伐材を活用する」で、前期PNPで間伐して枝払い・玉切り・皮むきした材を使い、アスレチック広場に『丸太杭の山登り』の遊具として制作し設置した。当日は小雨が降る寒い日になったが、森の広場に集まった生徒たちは、元気よく準備体操で体をほぐし、9班に分かれて体験作業を開始した。
午前中は、丸太を所定の長さに切って絵を描いて防腐剤を塗る作業と丸太を並べて立てるための穴掘り作業を手分けして行った。1か所に15本の丸太を埋め立てるので、最深で70cm深さの穴を掘った。木の根や小石があり大変な作業だったが、班長とアシスタントの指導で各班の生徒が協力して行った。
午後は、絵を描いて防腐剤を塗った丸太を約20cm間隔で掘った穴に埋め込み、ぐらつかないように周囲を撞き固める作業を行った。最大で直径30cm長さ1.8mの太い丸太を生徒たちが力を合わせて運び、埋め立てた。最後に安全ロープを張って完成。15本の高さの違う丸太杭が立ち並ぶ「丸太杭の山登り」の遊具が3か所で完成した。完成した遊具に乗って撮った写真には満足そうな顔が並んでいた。
雨が降り出したので、急いで使った道具類の手入れをして閉会式を実施。班毎の振返りで、生徒から「普段できない経験が出来た」「絵を描く作業が楽しかった」「充実していた」「疲れたが楽しかった」等の感想があり、自然体験学習の狙い通り、自然の中で普段できない作業が楽しく体験できたようだ。(写真:上段 作業開始前の説明風景 下段 閉会式の様子)
【参加人数】生徒89名、先生6名、保護者2名〔広報〕
【スタッフ】飯塚、池田、小川、小野、上林、岸本、熊木、内藤、野間、林、望月、森田、槙田〔幹事・報告〕