聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2024
7月第一火曜日定例活動

202472日(火)晴後曇、一時雨
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林・畑


梅雨どきの朝から日差しが強く、蒸し暑い1日であったが、以下の作業を行った。

l     (1) 伐倒木の玉切りと処理:624日に伐倒した森の広場のコナラの大木を17個に玉切。幹が太くて一度に切れないため、大勢で転がして上下を逆転させながらの作業で、チェーンソーでも大変な作業であった。

(2) シイタケ原木の本伏せ作業:古い原木を整理して取り除き、仮伏せして寝かしておいた20本の原木を馬に立てかけていく作業と履歴が分かるように日付を記入した。

(3) 作業小屋横の残材の整備:流し場横の場所を草や邪魔なエゴノキを除いて整地し、残材置きのスペースを作り、周囲に26本の杭を打ち込んで柵を作った。作業小屋横の残材は全てそこに移し、整理が完了した。

(4) タデアイの補植:64日に植えたタデアイの活着が悪く、一部枯れてしまった所に元気の良い苗を21本補植した。全体にバランスよく植えて作業を完了した。

(5) 大型タープ張り研修: 2枚の大型ブルーシートをつなぎ合わせて大型タープを作る作業を行う。巻き結び、自在結びといったロープワークを駆使した速やかな作業が求められ、そのために何度も繰り返してしっかりと身につけておくことが大切だ。

 

振り返りでは、作業効率や危機管理の観点から、使用した道具は元に戻すこと、道具の手入れをきちんと行うこと、小屋内の収納物と収納場所を的確に把握していることの大切さが再確認された。また、残材の処理作業中にマムシが現れた。これからはハチにも注意しなければならない時期であり、常に不測の事態に対する意識を持つことが必要であることも再確認した。(写真:実が熟すハナイカダ・作業中に眼にしたマムシ


【参加者】 21名 飯塚、家、稲葉、氏家、小川、小野、岸本、熊木、久保、 佐々木、 清水、 田中(清)、野間、林、日比、星野、前田、槙田、室伏、森田、吉田




聖パウロ学園・パウロの森くらぶ
2024
7月第三土曜日定例活動

2024720日(土)晴
場所: パウロの森(聖パウロ学園高等学校の学校林


午前中は伐倒したコナラの切断処理と落葉溜めの整備午後は大鎌を使った下刈りの講習会を実施しました。


朝からとても暑い日で、参加者10名、熱中症に注意しながらの活動でした。午前中は3班に分かれて以下の森の整備作業を実施しました

 

(1)   雑木林のコナラ伐倒木の切断処理:チェーンソーで大枝を除き、直径30cm程の幹を玉切りしました。コナラの幹は堅く、チェーンソーを使っても切断に時間を要し、苦戦しましたが、何とか通路にかかる部分の処理を行うことができました。

(2)   森の広場の伐倒した大径木の切断処理:直径40cmを超えるコナラの幹の切断と玉切りした材を椅子/物置きとして使うために広場の周囲に設置する作業を行いました。堅いコナラの幹の切断は時間がかかり、残り2mの幹の切断は次回に持ち越しました。玉切り材を広場の周囲に15個設置し、古い丸太椅子/物置を撤去しました。

(3)   落葉溜めの整備:2ヶ所ある落葉溜めの囲いの状況を確認し、イノシシに壊された部分を補修しました。

 

午後は大鎌を使った下刈りの講習会を実施しました。大鎌の作りや使い方の基礎から、斜面での下刈り作業の方法や安全のポイントの説明を聞いてから見晴らしの丘で実際に下刈りを行いました。平坦な場所で刈るのはススキ、大鎌の使い方を練習しました。作業後に砥石を使って刃を研いで講習終了です。パウロの森では大鎌を使う下刈り作業は殆ど行うことがありません。今回の講習は参加者のスキル拡大に繋がるものです。最後にヒヤリハットもなく無事峽の作業は終了しました。

 写真:シカの侵入顕著なパウロの森:シカのアオキへの食害


参加者:10名 芝原〔幹事〕、稲葉、上林、岸本、野間、林、前田、望月、森田〔講師〕、槙田〔報告〕

研修 講師  森田(大鎌の使い方と下刈り作業)