技術研修第4回チェンソー講習会

【日時】202477日(日)830分~14時30分

【場所】パウロの森

【スタッフ】幹事:岸本、オブザーバー:森田

【講師】基本コース:家 幸夫 氏・応用コース:林 公康 氏


実施概要:4回目のチェーンソー講習会として、午前中は機械のメンテナンスや丸太の切断作業、伐木造材作業時の危険性や事故事例を学び、午後は森の中で伐木作業の実習を行いました。


参加者:8名 基本コース:佐々木、中川、吉田、応用コース:久保、野間、星野、室伏、槙田(報告)


パウロの森の整備作業で使用するチェーンソーの基本作業の習得と、安全な伐木造材作業を行う為の安全知識の向上を図るために4回目の「チェーンソー講習会」を開催した。今回も前回と同様に初心者対象の基本コースと少し使ったことがある経験者対象の応用コースに分けて実施した。

 

午前中は森の広場で、基本コース班は機械の構造や基本的な操作方法と小丸太の切断作業をした。応用コース班はソーチェーンの構造や伐木造材作業時の安全対策や事故事例について説明をうけた。

 

午後は森の中での実習をした。基本コース班は第二広場東側の切り株を使った伐木作業の実習で受け口切り、追い口切り作業を全員交代して体験した。応用コース班は雑木林の楢枯れ菌で枯れ幹と大枝しか残っていない直径が30㎝を超えるコナラの伐倒作業の実習だ。木の傾きを確認してロープをかけ、裂け防止のロープを巻き、周辺を整理して準備完了。作業開始の合図をして正確に受け口を作った後、呼子を吹き、チェーンソーを左右に振らず真っすぐ慎重に追い口を切り進めた。ロープを曳き重心を移動させると地響きを立てて倒れた。周囲の安全を確認して、伐倒終了の合図をして伐倒作業終了した。

 

最後に使用したチェーンソーの整備をした。講習の振返りでは、参加者から感想を聞き、講師からはチェーンソーの基本操作と安全作業のポイントを理解して、事故を起こさないように作業して下さいとのアドバイスを頂いた。講師への御礼の拍手で4回目の講習会を終えた。(写真:作業終了後のチェンソーの整備風景