パウロの森のデイキャンプ 2018年10月14日(日)

 高尾駅に集合する頃には雨が上がり青空も一部見えていましたが、再び雨が降り出しました。

 

 タープを張った森の広場で開会式の後、今日最初のメニュー「火起こし」に挑戦。マッチ一本と新聞紙で薪に火をつけます。講師の実演を見たあと、林に入って火つけに必要な杉の葉を集め、火起こしをスタート。子供が点けたマッチの火は新聞紙から杉葉・小枝に移って太い薪を燃やすことができました。


 次のメニューは子供逹による特製スープと大人逹のピザ作り。小さな子供逹もトントンサクサクと、お母さんに負けないくらい上手に切っていました。これにはスタッフもびっくり!大鍋に入った玉ねぎをキツネ色になるまでバターで炒めている姿はレストランのコックそのものでした。隣では飯盒炊きのベテランが炊いたご飯でのおにぎり作り。具材はシンプルにオカカと梅にしました。


 並行して第二広場では「ブルーシートを使ったテント張り」です。初ての経験なので戸惑いつつも、全部で8グループのオリジナルのテントが張られました。ある家族グループでは子供さんがイニシアチブをとり、用意してあった竹の支柱やロープを使ってテントを作り始め、すてきなテントができました。その後ロープワークの本結びと巻き結びの練習をしました。これから生活の中でそれをきっと活かせる時がくるでしょう。


 昼食後、子供逹は“五感を研ぎ澄ませて”森の探検に入りました。林の中で植物の匂いを嗅いだり、葉っぱを触ったり、色々の形の葉っぱを見つけたり。それぞれの発見で目が輝いていました。班長の説明に頷きそして質問するなど、このまま行けば将来植物博士になれるような子供達でした。

 

 ご参加の皆様には、時々雨がぱらつくなか大勢ご参加いただき、また後片付けもしていただきありがとうございました。