2015年1月20日、板当林道を板当峠まで歩きパウロ広場へ

 

 2015120日、恩方中学校バス停で下車して、板当林道を探しながら歩いた。浅川に板当橋がかかっていて橋を渡った左側に一風変わった鉄工所がある。板当沢に沿って林道を歩く。何の変哲もない林道なのだが、歩き始めてすぐに茗荷沢林道が右に分かれている。しばらく歩くと林道の前方が全面的に崩落していた。左の斜面を見ると、板当沢をかなり下らないと通過はできないようだった。右の斜面を見ると、高巻いた踏み跡があって通過できそうだったので、高巻いた。ここは難なく通過できた。さらに進むと沢が右に折れて、その折れ曲がった位置に橋があり、前方に道らしきものが見えたが、そのまま林道を進んだ。

 

 前方が結構開けていて、休憩して弁当でも食べたい場所に出る。前方にはメタセコイアの巨木が数本あった。林野庁の関係者が植えたものだろう。メタセコイアの森を通過して歩くと林道が終点となる。詳細地図の「C級」なる山道は探さないとわからない。よく見ると右手の斜面に踏み跡があった。そこを周囲の立木の助けを借りながら登るとすぐに上の林道に出た。滝の沢林道である。この林道を東に歩き、通称高橋ピークを探して、そこからパウロ広場を目指す予定が、悲しいことに当時、高橋ピークも知らず、全く違う尾根を下って30分ほど苦労してもとの板当林道に戻った。それからパウロ広場に向かう方向の検討をつけて登ると見覚えのある「通称開発地」に出て、無事に「通称B渡り」からパウロ広場に到達できた。

 

 

 一休みして「通称ジグザグ」を登って滝の沢林道に出て、松竹バス停まで歩いたのである。ジグザグから松竹バス停まで歩いたことは2回しかない。もう一度は、八王子城址ハイキングで毎年歩く、富士見台から、詳細地図に記載のある滝の沢林道までの山道を歩こうとしたときのことだ。2016年だったと思う。富士見台から60mほどの距離から下ると書いてある一般コースのはずの赤いルートがどうしてもわからない。その代わりに杉沢ノ頭からのB級ルートはすぐに見つかってそこから下って滝の沢林道に出たのだが、やっぱりB級で荒れ荒れの山道だった。2018年の819日にも探してみたがやはり見つからなかった。