聖パウロ学園高校エンカレッジ後期Ⅰネイチャープログラム報告

2017年10月25日(水) 9時30分~15時30分

 今秋季の長雨に見舞われた為、聖堂東側の軒下にて開会式を行い、午前中は全山踏破(西尾根~森の広場~ご神木~第3広場~ジグザグ道~アサダ広場~東尾根~見晴らしの丘~芝生広場)の雨天短縮コースを散策した。小雨模様の中、白花のコウヤボウキの由来・クロモジの効用・人気薄のアオキが引き立つ生薬や味噌蓋の話・コナラの樹液と小さな生物達・タヌキの溜め糞とイチョウの実生木との関わり等生徒達を飽きさせない話を交えながら自然豊かなパウロの森の研修であった。また、母校の森林が東京ドーム5倍の広さと高尾山に負けない位の生物多様性に富んでいると云う事が分かって生徒達は満足したことでしょう。

 午後からは、聖堂の中で竹のクラフトに挑戦しました。講師から小刀で竹(モウソウチク)を削る場合の刃物の安全な扱い方の指導を受け制作見本のカップ、箸、バターナイフ作りに挑戦しました。最初はぎこちない手つきでしたが全員が熱中の余り室内がシーンとなる程でした。あっと言う間に2時間が過ぎてしまいましたが、全員が自力で作品を完成させ誇らし気に見入ってました。

 雨の為、間伐体験や全山フルコース踏破は出来ませんでしたが、きっと良い思い出になる事でしょう。全員、事故やケガもなくエンカレッジ後期ⅠPNPを無事終了いたしました。

 参加者: 7名  生徒6名(男子4名、女子2名)、 教師1名(田中先生)
 FITスタッフ: 4名
 報告: 猪瀬政勝

雨の中の全山踏破


クラフト作りに集中

立派な作品